File.012真後ろティー
フォロースルーを大きくする
■練習法/バッターの真後ろ(=キャッチャー側)からトスされたボールをセンター方向へ打ち返すティー。
■狙い/真後ろからのボールをそのままセンター方向へ打ち返すことで、フォロースルーが大きくなりやすい。写真はやや山なりのボールをトスしているが、「ライナーに近いボールをトスしたほうがいい」と語っていたのは神奈川・桐蔭学園中の大川和正監督だ。投げられた軌道のまま、バットを出すイメージが作りやすい。
また、真後ろからくるため、目でボールを追い続けなければとらえることができない。それが、右バッターであれば左肩の開きをおさえることにつながっていく。
■注意点/引っかけてゴロになる場合は、バットが体から離れる「ドアスイング」の傾向がある。ボールの延長線上にバットを放り投げるイメージを作ってみよう。自然にフォロースルーも大きくなる。
▲真後ろからトスされたボールをセンターに打ち返す。後ろからのボールをとらえるためには、目でボールを見なければいけない。それが前肩の開きを抑えることにもつながる
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