センバツドラフト候補名鑑〜近畿地区編

2014/3/18

近畿地区有望選手

佐野 友亮　Sano Yusuke
福知山成美新3年／捕手
右投右打／174センチ70キロ

■最注目ポイント／1番捕手でチームに勢いを！
■どんな選手？／前のチームから3番捕手でレギュラー。府大会を勝ち抜き、甲子園にも行き、経験も豊富だ。新チームからの公式戦打率はチームトップの4割に、四死球もNo.1。チームに勢いをつける、いやらしい1番打者でもある。


石原 丈路　Ishihara Takeji
福知山成美新3年／投手
左投左打／182センチ74キロ

■最注目ポイント／底から這い上がってきた左腕
■どんな選手？／成長著しい注目株だ。ストレートと同じ腕の振りからスライダー、カーブ、チェンジアップ、フォークを駆使。制球力と緩急で打たせて取る。ランナーが出てからも動じないで粘れるピッチングもいい。


木村 典嗣　Kimura Noritsugu
15 福知山成美新3年／中堅手
右投左打／178センチ72キロ

■最注目ポイント／高い身体能力が生かされるか
■どんな選手？／50メートル5秒台の足と遠投100メートルの強肩。前の打球にも、後ろの打球にも強い守備。秋は2本塁打だったが、打率は.148。迷いの打の復活を。


?本 健太朗　Tokumoto Kentaro
龍谷大平安新3年／中堅手
右投左打／177センチ68キロ

■最注目ポイント／チームのムードを変える活力！
■どんな選手？／リードオフマンとしての要素をすべて兼備した外野手。走れる魅力がまず一番。50メートル5秒8のスピードをフル活用できるスタート、スライディングの速さ。ストライクゾーンを小さく絞った打ち方は相手投手のボディーブローに。守備力も任せられて安心。あとは線の細さを解消するだけ。


大谷 司　Otani Tsukasa
龍谷大平安新3年／右翼手
右投左打／188センチ80キロ

■最注目ポイント／豪快なバッティング
■どんな選手？／チーム1の長打力を秘めた2番打者。引き腕を効かせて大きく振り抜くスタイルは中軸でも。


高橋 奎二　Takahashi Keiji
龍谷大平安新2年／投手
左投左打／176センチ62キロ

■最注目ポイント／細いが大きなフォーム
■どんな選手？／まだまだ細いながらも伸びがある135キロ前後のストレートと落差が大きいカーブにスライダーを配する制球力と投球テンポに好センス。一冬を越えた、このセンバツ、そして来年と成長が楽しみな左腕。


吉田 有輝　Yoshida Yuki
履正社新3年／遊撃手
右投左打／173センチ70キロ

■最注目ポイント／偏差値高いプレー
■どんな選手？／特にここ一番で〈MAX〉が発揮できるフィールディングは全国有数の遊撃手。打者を観察して、想定ができあがっているのだろう。カーン！　と打った瞬間にもう一歩目をきっている。準備ができているから先回りができて、ミスが少ない。おそらく本人もそんな〈推理ゲーム〉を楽しみながらプレーしているはず。


永谷 暢章　Nagatani Nobuaki
履正社新2年／投手
右投右打／187センチ86キロ
■最注目ポイント／そろそろ150キロ到達？　の大器
■どんな選手？／愛知・瀬戸ボーイズで当時130キロ後半をマークし、大器として注目された。争奪戦の末、履正社へ進学。二回りほど大きくなった堂々の体躯から投げ下ろすストレートは好調時には140キロ後半連発も。小柄でも〈勝てる投手〉の要素を兼備した同じ2年の溝田悠人を強く意識しながら、ともに成長中の豪腕。


岸田 行倫　Kishida Yukinoribr
報徳学園新3年／捕手
右投右打／175センチ77キロ

■最注目ポイント／一人何役もこなす器用さ
■どんな選手？／昨春センバツでは3番遊撃手、昨秋からは捕手にコンバートされ、チームをまとめる。さらに投手も兼任し、強肩を生かした強気のピッチングの大忙し。強打と選球眼が光る。


岡本 和真　Okamoto Kazuma
智辯学園新3年／一塁手
右投右打／183センチ97キロ

■最注目ポイント／飛ばす能力なら高校No.1の大砲
■どんな選手？／左中間へも逆方向のライトにも140メートル級の長打力を持つ。中学時からシニア全日本の4番を張ったハードパンチャーだけに飛距離は譲り難い勲章であり、プライドなのだろう。真ん中低めとハンパな外角球にツボを持っている。


吉岡 郁哉　Yoshioka Fumiya
智辯学園新3年／遊撃手
右投左打／178センチ83キロ

■最注目ポイント／打棒も充実の遊撃手
■どんな選手？／主砲・岡本和真と組むクリーンアップであおられることなく長打、単打を広角に。下半身の充実もよい。


吉田 高彰　Yoshida Takaaki
智辯学園新3年／捕手
右投右打／180センチ75キロ

■最注目ポイント／イニング間のスローイングもチェックを
■どんな選手？／一塁バックアップに走る姿に意欲と馬力があって美しい。遠投110メートルの超高校級強肩捕手。


廣岡 大志　Hirooka Taishi
智辯学園新2年／三塁手
右投右打／181センチ78キロ

■最注目ポイント／甲子園で映えそうなプレーぶり
■どんな選手？／夢はメジャーリーガー、という大物感漂う選手。攻守のダイナミックさはそれに違わない。入学直後から活躍を見せるも、昨秋は公式戦打率.190、打点0と落ち込んだ。甲子園でそのリベンジをしたい。現在は好調なようで、岡本和真を3番に、廣岡を4番に据えると言われている。舞台はそろった。


長 壱成　Osa Issei
智辯和歌山新3年
右投右打／182センチ74キロ

■最注目ポイント／主将・4番でワカチを復活へ導け！
■どんな選手？／背番号2で中堅手をこなした昨秋。好素材ぞろいの打線でもあおられずに状況に応じた仕事ぶり。


山本 龍河　Yamamoto Ryoga
智辯和歌山新2年
右投左打／183センチ81キロ

■最注目ポイント／一気に主役になれる潜在能力
■どんな選手？／投手としても140キロ台をうかがうパワーの持ち主。均整抜群の体躯からの長打力も一級品。


片山 翔太　Katayama Shota
智辯和歌山新3年
右投左打／181センチ81キロ

■最注目ポイント／看板の強力打線を引っ張る！
■どんな選手？／5番を任され、信頼も厚い。昨秋の近畿大会準決勝（報徳学園戦）では5打数5安打の大活躍と勝負所で強さを見せた。甲子園でもひと暴れすることに期待したい。


大畑 達矢　Ohata Tatsuya
智辯和歌山新3年
右投左打／181センチ75キロ

■最注目ポイント／チームの爆発力を誘発する走力
■どんな選手？／50メートル5秒台の俊足に、遠投100メートルを超える強肩で中堅手と遊撃手を兼任。的確な状況判断と、それに応えられる機動力もある。



■近畿地区担当・編集部（一部、『野球太郎No.008　2014プロ野球＆ドラフト候補選手名鑑』より引用）