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【愛知・野手編】ドラフト関連度 B
走攻守で魅せる東邦・関根
2年時からスピード感に溢れていた関根大気（東邦）が打撃でも安打を連発し、春の県大会終了時点で高校通算本塁打は19本に達した。「三拍子揃っていておもしろい」とセ・リーグ球団スカウトが話せば、森田泰弘監督も「プロに行かせたい」と力を込める。
捕手陣が多彩だ。一撃必殺の松井聖（東邦）、スローイングが光る大塔一世（菊華）、守備の総合力が高く、体に力があって右方向へ長打を放てる神谷圭吾（愛産大工）にはそれぞれ興味を示すプロ球団も。市岡亮也（三好）は大型ながら身のこなしがよい。
遊撃手では木村駿斗（享栄）の評価が上昇中。久保田幸輝（豊川）は守備で打球へのアプローチが素早く強肩で、本塁打も多い。大谷征輝（豊田西）も俊足好守だ。
強打者なら身長190センチの島岡慎之佑（菊華）。はまった時の打球の凄みは別格で、左方向へ流せる技術もついてきた。清水雄二（中京大中京）、手嶋伸午（刈谷）のヘッドスピードも目を引く。チームメートに隠れがちだが、寶島史貴（東邦）の迫力あるティー打撃には目を丸くするプロのスカウトもいたという。
愛工大名電の野手陣にタレント豊富だ。ミートに優れた打撃と軽快なスローイングの遊撃手・中野良紀に、大型の若原翔平、倉野光生監督いわく「将来は大島洋平（中日）のような存在になるかも」という外野手・友沢昂士がいる。
2年生ではバットコントロールがよい原尚吾（愛知）が楽しみだ。
【注目選手】大塔一世（菊華）
