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2013夏・青森の展望、ライターのみどころ、注目選手リストはこちらです!

<青森県の主な注目選手>
投手・濱谷 雄大(大湊・3年)
174センチ74キロ/右投右打
常時130キロ後半のストレートは力強く、変化球のキレも抜群。肩のスタミナも強い

投手・佐藤 駿(八戸学院光星・2年)
177センチ78キロ/右投右打
伸びのある最速142キロのストレートが魅力。確かな制球力がつけば期待大

投手・鶴飼 雄喜(八戸工大一・3年)
172センチ58キロ/左投左打
今春から台頭したサウスポー。変化球でカウントを取れるのが最大の武器

投手・小野 憲生(弘前学院聖愛・3年)
181センチ70キロ/右投右打
サイドから最速138キロのキレのあるストレートを放る。精神面の弱さが課題

捕手・西村 凌(青森山田・3年)
175センチ73キロ/右投右打
走攻守と三拍子揃っているが、特に肩の強さと対応力のあるリードが光る

捕手・内山 太嗣(八戸工大一・2年)
172センチ66キロ/右投右打
強肩強打で頭が切れる。逆方向にサク越えできる打棒も兼ね備えている

一塁手・一戸 将(弘前学院聖愛・3年)
173センチ83キロ/左投左打
長打力のあるスラッガーで、投げては130キロ中盤と低めに決まる変化球がいい

三塁手・水木 海斗(青森山田・1年)
177センチ76キロ/右投左打
中学時代に日本代表を経験。堅実な守備と打撃はとても1年生とは思えない

遊撃手・成田 塁(青森山田・3年)
176センチ75キロ/右投左打
中学時代は捕手で高校では内外野どこでもこなせる器用さを見せる万能選手

遊撃手・北條 裕之(八戸学院光星・2年)
175センチ70キロ/右投右打
尊敬する兄・史也(阪神)を目標に成長。力強いスイングで不動の3番に

<大会展望>
青森山田4年ぶりの甲子園なるか


昨年まで光星学院(現・八戸学院光星)が猛威を振るっていたが、昨秋から青森山田が覇権を奪い返している。派手さはないが堅実に守り、着実に得点を重ねるしたたかさで4年ぶりに聖地へ帰れるか。バッテリーが優秀な八戸工大一も6度目の出場に照準を合わせており、投打に力強さを誇る弘前学院聖愛は虎視眈々と初出場を狙う。もちろん八戸学院光星も黙ってはいないだろう。私学優勢は今年も変わりそうにないが、選手層が厚く、ニューヒーローがたくさん生まれそうだ。

地区内勢力ピラミッド


<コラム>
新鋭校の試合前ノックに注目

昨春の県大会で3位。創部33年目にして初の東北大会出場を決め、夏はこれまた初の4強入りで、新チームとなった秋も4位。強豪、古豪ひしめく青森に新風を巻き起こしたチームの名は弘前東。弘前市にある私立の工業高校だ。練習をさぼるのが当たり前だったチームを、4年前に赴任した27歳の葛西徳一監督(日本体育大卒)が懸命に改革した。「形式が嫌い」と言い、シートノックは他校とまったく違うノックをするので、ぜひ球場で見てほしい。

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