この年での引退が決めた権藤正利(阪神)がこの日、監督室を訪れた。目的は5月に金田正泰監督から「サル」呼ばわりされたことを謝罪させるため。権藤が謝罪を求めたものの、監督の金田と言った言わないの言い争いとなり、最終的には金田の顔面に強烈なストレートをぶち込み流血させた。ちなみにこのとき江夏豊が、騒ぎを聞きつけた者が監督室に行かないよう、通路で通せんぼしていたという。