大阪球場で行われた近鉄とのシーズン最終戦で、野村克也(南海)が当時プロ野球単独トップの記録となる52号本塁打をシーズン最終打席で放った。試合後には南海ファンが大勢フェンスを乗り越えて野村のもとに集まり騒然。チームは西鉄に大逆転優勝を許しただけに野村は「殴られる」と身構えたが、あれよあれよと胴上げがはじまり、ファン・選手一同で野村の大記録を祝福した。