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【北北海道・野手編】ドラフト関連度C
スピード＆パワーの二刀流
センバツで1勝を挙げた遠軽は個々の運動能力が高く、レベルは高い。中でも外野手で中軸を担う荒谷偉吹の打球の強さは圧巻だ。
チーム事情で投手の辻本響（旭川南）、大保優真（旭川実）も170センチ前後と決して大きくないが、スピードとパワーを兼ね備えた有望選手。遠軽の3選手も含めこの地区にはこのタイプの選手が多い。投手兼任という点では昨春のセンバツで三塁手として好守を見せた咲山三智也（女満別）にも注目したい。
群雄割拠、活躍が甲子園へ直結
最北の名寄支部で光を放つのが市本健太（名寄産）。捕手登録で186センチ83キロ、筋肉質の迫力ボディーと精悍な顔つきでその存在感は道内屈指。体重移動がうまく左右に長打を連発する左打者。将来が楽しみな天然素材だ。
中陳一輝（富良野）、熊谷拓也（滝川西）は主将・遊撃手と攻守の中心。この地区は総合力のあるチームが多く大混戦のためどこにでも甲子園のチャンスがある。外野手では北北海道地区屈指と呼び声高い左の大砲・宮川晃衛（北見北斗・2年）と右打席からのパワフルなスイングで古豪復活を誓う開発大樹（旭川龍谷）。捕手では佐藤佑樹（旭川龍谷・2年）、山下璃皇（遠軽・2年）、の若き女房が打撃面で急成長し大奮闘中だ。
【注目選手】荒谷偉吹（遠軽）
