1992(平成4)年のこの日、ナゴヤ球場で行われた中日戦で広島の北別府学が勝利投手となり、通算200勝を達成した。高校時代は都城農(宮崎)で甲子園出場はなかったが、広島スカウト陣の猛プッシュもあり「隠し玉」として、1975(昭和50)年ドラフト1位で入団した北別府。1年目から2勝を挙げると、「精密機械」と称されたコントロールに磨きをかけ、ついに栄光の瞬間を迎えた。