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「お得な超高額年俸選手」は誰だ!? 人気企画『勝手にコスパレース! 2019』が今年も開幕!

文=山本貴政

「お得な超高額年俸選手」は誰だ!? 人気企画『勝手にコスパレース! 2019』が今年も開幕!
 週刊野球太郎の人気企画『勝手にコスパレース!』が今シーズンも開幕! レースに参加するのは投手10人、野手10人の高額年俸スター選手だ(ともに年俸10傑)。シーズンを通して彼らの成績を追いかけ、そのコストパフォーマンスをチェック。「お得な選手」「割高な選手」をはじき出していく。

『勝手にコスパレース! 2019』コストの算出方法とルール


 当レースのコストの算出方法は以下の通り。

■投手の算出方法
 1登板、1イニング、1勝、1ホールド、1セーブ、1奪三振あたりの金額をそれぞれ算出。たとえば年俸2億円の投手が20試合に登板した場合、その1登板あたりのコストパフォーマンスは1000万円となる。

 上記6項目をチェックして、それぞれのコストパフォーマンスをレース形式で競ってゆく。

■野手の算出方法
1打席、1安打、1出塁数(安打+四死球)、1塁打、1本塁打、1盗塁あたりの金額をそれぞれ算出。たとえば年俸2億円の野手が200打席に立った場合、その1打席あたりのコストパフォーマンスは100万円となる。

 上記6項目をチェックして、それぞれのコストパフォーマンスをレース形式で競ってゆく。

■選手の入れ替え
 ケガなどで長期離脱した場合は「レース続行不可能」とみなし、当該選手をレースのエントリーから外すこととする。その場合、新たにレースに加わる「予備選手」の条件は年俸2億円以上の選手。

■コスパレースの途中経過の発表
毎週火曜日にコストパフォーマンスの集計を行い、1週間単位での変動を記事にまとめて公開する。

■週間MVP
毎週、一番コスパのよかった選手を「週間MVP」として発表する。

■前半戦MVP/シーズンMVP
前半戦終了時とシーズン終了時にもっともいいコスパを発揮した選手をMVPとして発表する。

■ブレイク選手
大ブレイクした若手選手、ついに才能を開花させた中堅選手などをピックアップ。彼らの活躍ぶりを伝えるとともに、その年俸とコストパフォーマンスをチェックしてゆく。

『勝手にコスパレース! 2019』参加選手


 続いて戦々恐々(?)とレースに参加する……いや、させられるのは以下の選手たちだ。

■投手
菅野智之(巨人)/年俸6億5000万円
サファテ(ソフトバンク)/年俸5億円
メッセンジャー(阪神)/年俸3億5000万円
増井浩俊(オリックス)/年俸3億円
岸孝之(楽天)/年俸3億円
森唯斗(ソフトバンク)/年俸2億8000万円
ブキャナン(ヤクルト)/年俸2億7500万円
ジョンソン(広島)/年俸2億7000万円
西勇輝(阪神)/年俸2億5000万円
宮西尚生(日本ハム)/2億5000万円

■野手
柳田悠岐(ソフトバンク)/年俸5億7000万円
浅村栄斗(楽天)/年俸5億円
坂本勇人(巨人)/年俸5億円
丸佳浩(巨人)/年俸4億5000万円
バレンティン(ヤクルト)/年俸4億4000万円
山田哲人(ヤクルト)/年俸4億3000万円
筒香嘉智(DeNA)/年俸4億円
内川聖一(ソフトバンク)/年俸4億円
松田宣浩(ソフトバンク)/年俸4億円
糸井嘉男(阪神)/年俸4億円

(※年俸は推定)

『勝手にコスパレース! 2019』開幕前予想


 投手ではハーラーダービーのトップ争いとともに、コスパレースでも菅野智之(巨人)が快走しそうな気配。年俸は投手トップの6億5000万円と不利だが、脂の乗りきっているだけに、そのハンデをものともせずに単価を下げていきそう。

 一方、外国人投手最高年俸のサファテ(ソフトバンク)は復調にはまだ時間がかかりそうで2軍スタート。好コスパを望みにくい状況だ。となると3億円〜2億5000万円の年俸で「確実に投げ続ける」増井浩俊(オリックス)、岸孝之(楽天)、森唯斗(ソフトバンク)、西勇輝(阪神)、宮西尚生(日本ハム)らが上位に浮上する目もある。

 野手では年俸4億5000万円の丸佳浩(巨人)がもっともいいコスパを発揮しそう。打席数、安打数、塁打数、本塁打数で稼げる上に、なんといっても強みは四球の多さ。ぐっと出塁数を上げ、単価を下げるだろう。

 そして、丸のライバルとなるのはトリプルスリー経験者の柳田悠岐(ソフトバンク)と山田哲人(ヤクルト)か。「打+走」の力で丸を追いかけたい。また、バレンティン(ヤクルト)、筒香嘉智(DeNA)は本塁打を打ちまくるようだと、レース上位に食い込む可能性もあり。

 なお、コンディション不良のため開幕に間に合わないと報道されているバンデンハーク(ソフトバンク、年俸4億円)、マシソン(巨人、年俸3億5500万円)、メヒア(西武、年俸5億円)はコスパレースの開幕からも参加除外とした。

 ペナントレースでの彼らの活躍を期待しつつ、このコスパレースも追いかけよう!

文=山本貴政(やまもと・たかまさ)

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