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鈴木大地と井口資仁で成し遂げた珍しい記録とは!?日本国内プロ野球クイズ7〜9月

 いろいろあった2013年プロ野球。7月といえば、野球界の華・マツダオールスターゲームだ。今年は第1戦が7月19日(金)に札幌ドームで、第2戦が7月20日(土)に明治神宮野球場で、そして第3戦が7月22日(月)にいわきグリーンスタジアムで開催された。対戦成績は1勝1敗1分け。得失点差が0だったため、勝利リーグに与えられるドラフト会議におけるウエーバー順の優先権は抽選によってパ・リーグに与えられることとなった。

Q.今年のオールスター3試合において、60年ぶりに生まれた珍記録がある。それは何か?
1.3試合連続「本塁打0」
2.3試合連続「三振0」
3.3試合連続「エラー0」
4.3試合連続「四球0」



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A.3試合連続「本塁打0」

 統一球問題が判明した直後、そして、バレンティン(ヤクルト)とブランコ(DeNA)など、今季のホームランダービーを争う面々が出場し、夏の花火を期待するファンが多かっただけに非常に残念な記録となってしまった。代わりというわけではないが、第3試合では打ち上げ花火が夏の空を彩った。

▲ブランコ(DeNA)


 そのオールスターにも初出場し、今年ブレイクした選手の一人がロッテの鈴木大地だ。8月22日の対西武戦では、同じロッテの井口資仁とともにプロ野球史上5度目となるある珍記録を打ち立てた。

Q.鈴木大地と井口資仁、2人で成し遂げたその珍記録とは何か?
1.1イニングで2本のランニング本塁打
2.1イニングで2本の満塁本塁打
3.1イニングで2つの振り逃げ
4.1イニングで2つの隠し球アウト


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A.1イニングで2本の満塁本塁打

 ちなみに、この満塁本塁打で井口の通算満塁弾は12本となった。この数字は、野村克也(元南海ほか)らと並び歴代7位タイ。メジャーリーグ時代での2本を合わせると日米通算14本目になる。満塁本塁打のプロ野球最多は王貞治氏(元巨人)の15本で、プロ野球記録にあと1本に迫った。

 一方のセ・リーグは早々にジャイアンツがリーグ優勝を決め、2位は阪神。そして3位になったのが広島だった。9月25日の対中日戦に2-0で勝利し、1997年以来16年ぶりのAクラスと、球団史上初のクライマックスシリーズ進出を果たした。そしてその2日後、1997年のAクラス時代を知る前田智徳が今季限りでの現役引退を表明。カープファンにとっては、時代の移り変わりを感じる数日間となった。

Q.前回Aクラスだった1997年に広島に所属し、来季も現役を続ける選手は?
1.嶋重宣
2.菊地原毅
3.黒田博樹
4.新井貴浩



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A.黒田博樹

 嶋重宣(西武)、菊地原毅(広島)の二人も1997年は広島に所属していた選手だ。しかし、二人とも今季限りでの現役引退を表明している。新井貴浩(阪神)は、広島カープが長いBクラス生活をはじめた1998年にドラフト指名されたため、1997年のAクラス入りは経験していない。そして、1997年にルーキーイヤーを過ごしたのが黒田博樹(ヤンキース)。今季終了後FAとなった黒田の去就に関して、一部で「広島復帰か?」という噂(願望?)が流れたが、その後、1年契約でヤンキースと再契約したことが報じられた。

 大竹寛がシーズン終了後にFAで巨人に移籍し、前田健太は来季終了後のポスティング移籍が噂される。果たして広島東洋カープに再び黄金時代は訪れるのだろうか?


文=オグマナオト/1977年生まれ、福島県出身。広告会社勤務の後、フリーライターに転身。「エキレビ!」では野球関連本やスポーツ漫画の書評などスポーツネタを中心に執筆中。また「幻冬舎WEBマガジン」で実況アナウンサーへのインタビュー企画を連載するなど、各種媒体にもインタビュー記事を寄稿している。ツイッター/@oguman1977

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