この年FA宣言し、メッツへの移籍決定が報じられた中村紀洋が一転、近鉄残留を決めた。「中村紀洋というブランド」を考え、メジャー挑戦を決めた中村だったが、契約直前にマスコミにすっぱ抜かれるなど、メッツ側のコンプライアンスを疑問視。ささいなすれ違いからファンが待ち望んだメジャー移籍は白紙となった。ちなみにこのときの代理人は音楽プロデューサーの茂田雅美だった。