このシーズンにセ・リーグ本塁打王と打点王の二冠に輝いた大豊泰昭(中日)。この日に行われた対広島の最終戦で、王貞治の持つ同一カード本塁打記録を「18本」に更新した。まさに広島投手陣にとっては、大豊の顔をみるのもいやだったに違いない。この活躍もあり、125試合目で中日は首位・巨人に並び、史上初の130試合目の同率決戦を迎えることになる。しかし、巨人は中日を破って4年ぶりのリーグ制覇を成し遂げた。