これまでにメジャーリーグでプレーした日本人選手は14人。さまざまなスタッツにおける、青木の順位を調べてみた。
■出場数
759試合(3位)
■安打
774安打(3位)
■通算打率
通算打率.285(2位)
■本塁打
33本塁打(6位)
■盗塁数
98盗塁(3位)
イチロー(マーリンズからFA)、松井秀喜(元ヤンキースほか)は別格だが、出場数、安打数はともに2人に次ぐ日本人3位にランクイン。盗塁数では7年在籍の松井稼頭央(西武)の102盗塁には及ばなかったが、シーズン30盗塁以上を記録したのはイチロー、松井稼、青木の3人のみ。世界に通用するスピードを持っていた。35歳で迎えた昨季も10盗塁を記録し、まだまだ足はサビついていない。
日本時代は「1番・センター」のイメージがあるが、メジャーでは両翼での起用が多かった。
レフトで267試合、センターで38試合、ライトで424試合に出場。特に2015年以降はレフトでの出場が多いが、この経験はヤクルトにとってはプラスだ。レフトは守備に関しては大穴・バレンティンが務めているが、試合終盤に青木がレフトに移ることも可能だ。
多くの経験を積んで帰ってきた青木宣親。どんな活躍を見せるのか、今から楽しみだ。
文=落合初春(おちあい・もとはる)