MVP、最多勝、最優秀防御率、最優秀勝率、ベストナインなどを同時に受賞した新人・木田勇(当時日本ハム)。過去の球界を代表する名投手でもここまで独占することは難しい偉業を新人で達成した。木田旋風が巻き起こったシーズン後半、9月2日の近鉄戦では、1試合16奪三振のNPBタイ記録(当時)に並ぶ三振ショーを演じた。これは伊藤智仁(元ヤクルト)と並ぶ新人記録として現在も異彩を放っている。