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【1953】前代未聞!?縄張りホームラン事件が勃発

尾道西高で行われた広島対松竹の一戦で、前代未聞の事件が起きた。学校のグラウンドで行われていたこの試合は、フェンスもなくグラウンドと観客席の境界線を、縄を張って作っていた。広島の攻撃中、白石勝巳の打球は右中間に飛び、外野の縄を張ってあるギリギリのところに落ち、判定は本塁打に。しかし松竹側は、「ファンが縄を押し出してホームランにした」と猛抗議。審判の説得もあり、そのまま本塁打が記録された。

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