安樂が打でも怪物っぷりを示せば、ファウルで粘る「技」もすごかった!アマチュア野球クイズ〜夏の甲子園編
※文中に( )の空白が現れますが、こちらが今回の問題となります。
今年の「全国高等学校野球選手権」は8月8日から8月22日までの14日間(休養日は除く)にわたって熱戦が繰り広げられた。今大会から、組み合わせ抽選会で初戦の相手校のみを確定させ、以降は「試合終了後ただちに勝利校が抽選を行って次回の対戦カードを決める」という1994年の第76回大会まで行われていた仕組みが復活。また初出場校は、選手宣誓を務めた杉浦大斗主将(杉浦稔大[ヤクルト1位指名]の実弟)の帯広大谷高など10校と多かった。
そんな大会で、最もインパクトを残したと言ってよいのが、済美高の安樂智大。先週更新分にも書かれていた通り、センバツではその激しい熱投が「安樂問題」と言われるまでになった。
そして迎えた今夏、彼はマウンドだけではなく左打席でも甲子園を揺らした。
3回戦で花巻東高と対戦した安樂は、3-3で突入した延長10回に捕まり4失点。しかしその裏、無死一、二塁で打席に入ると、花巻東の4番手でマウンドに上がっていた岸里亮佑(日本ハム7位指名)から、推定飛距離( )メートルの本塁打。打った瞬間に本塁打とわかる打球は右中間スタンド中段あたりに突き刺さった。
Q.さてこの特大本塁打の推定飛距離とは?
1.140
2.135
3.130
4.125
▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼
▼ ▼?正解は?▼ ▼
▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼
A.130メートル
この安樂の本塁打で1点差に迫った済美高だったが、後が続かず6-7で敗退。今年達成できなかった「日本一」を掴むべく、安樂の視線はすでに来年の夏を向いている(秋季愛媛県大会初戦で敗退したため、来春のセンバツ出場は絶望的になっている)。
その体格を生かした豪快さで観衆を魅了した安樂とは対照的に、小柄ながらも考えられた技術で観衆を魅了したのが、花巻東高の千葉翔太。身長156センチの外野手であった千葉だが、「脅威の粘り」と言える「カット打法」で相手投手を苦しめた。
中でも準々決勝では、鳴門高のエース・板東湧梧(JR東日本入社予定)から粘りに粘り、5打席で実に( )球も投げさせた。
Q.さてこの球数とは?
1.51
2.41
3.31
4.25
▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼
▼ ▼?正解は?▼ ▼
▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼
A. 41球
この試合の勝利(3-2)で準決勝に駒を進めた花巻東高だったが、準々決勝試合終了後に審判団から「そのカット打法をバントと見なし、スリーバント失敗と判定する可能性がある」旨を伝えられてしまう。そして準決勝、「カット打法」を封印した千葉は4打数無安打に倒れ、チームも延岡学園高に0-2で敗戦。
大学へ進学し、野球も継続する予定の千葉。この悔しさをぜひ大学野球で晴らしてもらいたいところだ。
そして彼らを抑え見事「夏の主役」を射止めたのが、前橋育英高の2年生エース・?橋光成。
今大会では6試合中、5完投2完封を演じ、夏初出場となった同校を初の日本一に導いた。中でも初戦の岩国商高(山口)戦で、9者連続三振を記録するなど、MAX148キロのストレートに、フォークとスライダーで相手を翻弄し完封すると、決勝で失点するまで無失点に抑え、なんと( )イニング連続無失点の快投を見せた。
Q.( )に入るイニング数とは?
1.60
2.54
3.48
4.44
▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼
▼ ▼?正解は?▼ ▼
▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼
A.44イニング
?橋、前橋育英高もまた秋季県大会で敗れたため、安樂同様センバツの出場は絶望的。視線は既に来年の夏に向いている。
今回は、この夏に「ヒーロー」となった選手を中心にまとめてクイズにしてみましたが、いかがでしたでしょうか?
来週は「大学野球」をテーマにお届けいたします。
■プロフィール
文=高木遊(たかぎ・ゆう)/1988年、東京都出身。幼い頃よりスポーツ観戦に勤しみ、東洋大学社会学部卒業後、スポーツライターとして活動を開始。昨年は東都大学野球春・秋1部全試合を取材。大学野球を中心に、アイスホッケー、ラグビー、ボクシングなども取材領域とする。高木遊の
『熱闘通信』随時更新中(http://www.plus-blog.sportsnavi.com/buaka/)
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