第14回 継投
つなぐこと
タスキをボールに
持ちかえて
エースピッチャーによる圧倒的な完封劇、それは最高のシナリオかもしれません。
しかし、先発投手がすべてのイニングをひとりで投げきることは思ったよりも困難です。
投球数がかさみ、相手打線につかまり始めた……そんな時に助け舟となるのが中継ぎ投手陣。
先発から渡されたバトンを落とさぬように繋ぎ、勝利のゴールテープを切る、その瞬間をクローザーに託すのです。
一試合で任されるのは短いイニングですが、毎日のようにマウンドへ上り続ける鉄腕たちの存在こそ、
チームを支える屋台骨であるといっても過言ではありません
文・イラスト=清水はるか(しみず・はるか)/元・高校球児の女性イラストレーター。都立高の硬式野球部出身。日本のプロ野球(主にパシフィックリーグ)が好きで、シーズン中は関東の球場に頻繁に出没。野球の絵本にチャレンジ中。
ブログ(http://m
izuhalu.jugem.jp/)もやってます。
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