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《プロ野球コスパランキング》投手編・年俸から1暴投あたりの金額を割り出してみた【ベスト5】

《投手編・1暴投の値段ベスト5》
(8月31日現在で5暴投以上を記録した投手対象)

1位 三嶋一輝(横)2,625,000円
 8暴投 推定年棒 2100万円

2位 新垣渚(ヤ) 2,888,889円
 9暴投 推定年棒 2600万円

3位 戸村健次(楽)3,200,000円
 5暴投 推定年棒 1600万円

4位 武田翔太(ソ)4,333,333円
 6暴投 推定年棒 2600万円

5位 福井優也(広)4,440,000円
 5暴投 推定年棒 2220万円


エース級の活躍を期待された三嶋一輝


 暴投のコスパランキングは、8月末までに5個以上の暴投を記録した投手を対象に集計した。

 ベスト10を発表したかったものの、暴投という記録自体がレアな記録であり、どうしても対象選手が絞られてしまうので、ここではベスト5を紹介しよう。

 1位にランクインしたのは、8暴投で約260万円の値段をつけた三嶋一輝。9月27日現在では1暴投増えて、合計9暴投を記録。ベスト5として紹介しているものの、2000万円台と低めの年棒だからこその約260万円であり、不名誉な記録であることは間違いない。


「平成の暴投王」は2位にランクイン


 2007年に年間25暴投の新記録を樹立するなど、ソフトバンク時代から「平成の暴投王」として名高い新垣渚が2位にランクイン。今季のコスパは、1暴投あたり約289万円と、もはやお得かどうか分からないレベルとなっている。

 なお、プロ13年目の新垣は、今季の9個を含め97個の暴投を記録していて、これは現役最多にして歴代3位の記録だ。歴代最多148個の村田兆治まではまだまだ遠いが、同世代が続々と引退を表明していくなかで、新垣の暴投数を引き続き見守っていきたい。


文=藤山剣(ふじやま・けん)

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