この年の日本シリーズは藤田元司監督率いる巨人と大沢啓二監督率いる日本ハムの戦い。両チームともに後楽園球場を本拠地としていたため、史上唯一の全試合同球場での日本シリーズとなった。巨人の王手で迎えた第6戦では原辰徳、河埜和正の本塁打もあり、巨人が6対3で勝利。この日は表の攻撃だったため後楽園球場でありながら、三塁側から選手が一斉に飛び出すという珍しいシーンとなった。