三原脩監督は、西鉄監督時代のこの年、奇妙な采配をみせた。 川崎球場の毎日対西鉄戦では1試合になんと5人の捕手を起用。先発はベテラン日比野武を筆頭に、5回裏には後藤順二郎に交代。8回表に代打を起用した関係で、その裏には和田博実がマスクをかぶる。さらに9回表も代打起用で、その裏から八浪知行が捕手に。しかし八浪の打撃妨害などで10回裏から大和田明が5人目の捕手として起用された。