■2013年
オープン戦
投:1試合/0勝0敗/投球回1/自責点0/防御率0.00
打:10試合/打率.182/1本塁打/1打点
レギュラーシーズン
投:13試合/3勝0敗/投球回61.2/自責点29/防御率4.23
打:77試合/打率.238/3本塁打/20打点
■2014年
オープン戦
投:3試合/2勝0敗/投球回13/自責点2/防御率1.38
打:10試合/打率.333/1本塁打/6打点
レギュラーシーズン
投:24試合/11勝4敗/投球回155.1/自責点45/防御率2.61
打:87試合/打率.274/10本塁打/31打点
■2015年
オープン戦
投:3試合/0勝2敗/投球回11/自責点9/防御率7.36
打:8試合/打率.190/0本塁打/0打点
レギュラーシーズン
投:22試合/15勝5敗/投球回160.2/自責点40/防御率2.24
打:70試合/打率.202/5本塁打/17打点
■2016年
オープン戦
投:2試合/1勝0敗/投球回10/自責点4/防御率3.60
打:9試合/打率.227/1本塁打/2打点
レギュラーシーズン
投:21試合/10勝4敗/1ホールド/投球回140/自責点29/防御率1.86
打:104試合/打率.322/22本塁打/67打点
■2017年
オープン戦
投:出場なし
打:9試合/打率.296/4本塁打/6打点
レギュラーシーズン
投:5試合/3勝2敗/投球回25回.1/自責点9/防御率3.20
打:65試合/打率.332/8本塁打/31打点
過去5年の成績を見ると、オープン戦の好不調がレギュラーシーズンの好不調とは必ずしも一致しないことがわかる。投手としてのキャリアハイは、勝ち星なら15勝5敗だった2015年だが、この年のオープン戦では3試合で自責点9と打ち込まれている。また、オープン戦での防御率が3.60と決してよくはなかった2016年も、レギュラーシーズンでは防御率1.86を記録している。
一方、打のキャリアハイは打率.322、22本塁打の2016年だが、この年もオープン戦では打率.227(22打数5安打)といまひとつ。しかし、シーズンではしっかり結果を出した。
今季はメジャーリーグという新たな舞台でプレーするだけに、これまでとは勝手が違う部分も多い。投打とも、初めて対戦する相手ばかりでもある。
ただ、幸いなことに、捕手のマルドナードは昨季ゴールドグラブ賞を受賞した実力者。内野陣もゴールドグラブ賞の遊撃手・シモンズを筆頭にリーグ屈指の布陣。打線も、補強がうまくいったことでパワーアップしており、攻守両面のバックアップが期待できる。
投手としてしっかり結果を出せば、打撃にも好影響が出てくるはず。開幕後の大谷に期待したい。
文=藤山剣(ふじやま・けん)