日大藝術学部の文芸女子5人衆がバットを担いでやってきた！／#008

2013/7/16

　好評企画「打撃女子」、久しぶりの今回の思わぬ刺客の5人衆が参戦！　吉本ばななさんや林真理子さんを輩出した女流作家の名門、日本大学藝術学部文芸学科の仲間たちです。文学女子とバッティングセンター、これまた不思議な組み合わせですね。5人中、バッティングセンターの経験アリなのは3人。個性的な彼女達の渾身の一撃をご覧ください！

【1番バッター　田中希波（たなかまなみ・右投右打）】

落ち着いた様子でバッターボックスに入る希波さん。好きな選手は阪神のベテラン、関本賢太郎選手だそうです。渋い！　打席に入るときのテーマソングが大好きなポルノグラフィティの曲だからだそう。

「好きな球団はカープですね！　強いの弱いのかわからない所が好き！」

おいおい！　広島ファンが怒るぞ！　でもただ強いチームだけが正義じゃないのも野球の魅力です。

「野球部って坊主で硬派な感じが好きです。男らしいですね。」

やっぱり坊主頭は男らしさの象徴なのか。たしかに野球に打ち込んでるって感じがしますもんね。希波さん、バレーボールで鍛えた運動神経で見事な打撃っぷりを見せてくれました。

【2番バッター　清水花歩（しみずかほ・右投右打）】

本企画初のメガネ女子が登場！　趣味はお菓子作りでこまごました作業が好きという、バッティングセンターには縁がない子ですがその感想やいかに。

「バッティングしに来たのに全部ストライクでしたよ…まるでストライク製造マシーンですね！」

さすが文芸学科、上手いこと言いますね。でもどちらかというとストライク製造マシーンはボールを投げる機械なんじゃ…。

「イチローがストッキングの中にズボンの裾を入れているのがかっこよくて好きです」

と、思わぬフェチを告白してくれた花歩さん。うん、あれは男のこだわりが感じられていいものですね。次はしっかり球を見てまたチャレンジしてね！

【3番バッター　吉田夏美（よしだなつみ・右投右打）】

小動物系の夏美さんは、親の影響で巨人ファンとのこと。羽織ったカーディガンをひと脱ぎしてバッターボックスに向かう後ろ姿に、芯の強さが見え隠れしました。

「阿部慎之助（巨人）の勝負強さが好きです。あのメンタルはわけてほしい」

そうは言いつつもバットを構えて立つ姿から、なかなかの度胸を感じましたよ。球をしっかり見て打ちに行く姿勢は見習いたいものです。

「打てて良かったです。ストレス発散になりますね！　あ、打てたらの話ですが」

そんな自虐的にならないでください！　しっかり芯に当たって良い音させてました。いいスジしてますよ！

【4番バッター　茂上光（もがみひかり・右投右打）】

笑顔とハキハキした受け答えが、しっかりしているなあ、という印象の光さん。中高は剣道部で頑張っていたそうです。野球と剣道じゃ同じ棒を振るのでもだいぶ勝手が違うかな！？

「初めてバッティングセンターに行ったときはどこに立っていいのかわからずに、ホームベースの上に立ってデッドボールを受けました（笑）」

おいおい危ないよ！　今回が初めてじゃなくて良かった…と思ったら、バッティングセンターには家族とよく来るそうです。素敵な家族だ！

「選手だと大谷くんが好き！　大きくてかっこいいですよね！」

と、日本ハムのルーキー・大谷翔平くんの名前があがりました。やっぱり身長のある男はかっこよく見えるんですね。野球の魅力は「おじさんでも少年に戻ったみたいな笑顔になるところ」と語った光さん。光さんもバッターボックスでは少年のようにキラキラしてましたよ！

【5番バッター　徳武澪（とくたけみお・右投右打）】

おっとりとした優しそうな雰囲気の澪さんの趣味は「寝る」「ぼーっとする」「人間観察」。それでいいのか女子大生！　さすが日藝、そのへんの女子大生とはひと味違いますね。

「放送部だったんでウグイス嬢とかならやってみたかったですけど…バッティングは初めてです」

なるほど澪さん、確かに良い声です。必死にバットを振る様子に思わず応援したくなりました。思ったより楽しかったという感想がうれしかったですよ。

「野球をやってる人って悪い人じゃない雰囲気ありますよね」

そうです。野球をやっている人に悪い人はいません…ってそうとは限らないぞ！　実はサッカーファンという話は聞かなかったことにしておきますね！　野球もよろしくお願いします！

ということでワイワイと和やかな雰囲気でバッティングセンターチャレンジを終えた日藝女子たち。みなさんの楽しそうな姿をみて学生時代が懐かしくなってしまいました。学生のときの仲間って何年たってもかけがえのない存在ですよね。彼女達にとってもこのバッティング体験が思い出の1ページになってくれたらいいな、なんて思っちゃいました。日藝女子のみなさん、ご協力ありがとうございました！

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