4月4日に東都大学リーグの魅力に迫るイベント（TOHKEN）開催！東都大学リーグ開幕直前情報をお伝えします！

2014/4/1

　プロ野球や高校野球と比べると、なかなか大きく取り上げられにくい大学野球。しかし、即戦力選手を毎年輩出し、レベルが高い選手がこんなに近くで、しかもチケット代は安いという魅力もあります。そんな大学野球の最新情報を伝えていきます。

　この新コーナーを担当するのは、東洋大や亜細亜大などが所属する東都大学リーグを研究する『野球太郎』主催のイベント「TOHKEN〜東都大学リーグ野球観戦研究会」に出演しているライターの山田沙希子さんと高木遊さんです。

　イベントでは東都大学リーグが話の中心ですが、「東都」が中心にありながらも、この連載では幅広く大学野球の最新情報やドラフト候補情報を紹介していきます。大学野球ファンのみなさま、どうぞお楽しみに！


　初めまして、山田沙希子と申します。東都大学野球リーグに所属している大学に通っていたことがきっかけで、在学中から東都ばかりを観戦してきました。

　元々、野球は好きでしたが全く未知だった“東都”。お客さんは少ないし、最初は観戦に行くのが少し恥ずかしいこともありました。ですが、見れば見るほど引き込まれる世界であり、ドップリ浸かって現在に至ります……。

　澤村拓一（中央大→巨人）、藤岡貴裕（東洋大→ロッテ）、東浜巨（亜細亜大→ソフトバンク）、杉浦稔大（國學院大→ヤクルト）。4年前から連続で東都を代表するエースが【ドラ1】の称号を背負ってプロ野球の世界へと羽ばたいたわけですが、これまで私が見てきた選手でもっとも印象に残っている選手は、渡邉貴美男選手（國學院大→JX-ENEOS）です。

　ご存じの方もいると思いますが、もう何といっても彼の魅力は声です。キーは高く、とても響く大きな声でチームを引っ張る姿があまりにも鮮烈で、彼を見に球場に足を運ぶようになったと言っても過言ではありません。

　観客は少なく、応援のボリュームも決して大きくない中で、渡邉選手の声だけがこだまする状況が当たり前に感じられるようになった頃、明らかに東都の雰囲気が変わったと感じました。今では声で目立つ選手が、他校にも現れ始めたのです。

　私が見てきた、たった数年の間で、80年を超える歴史の東都を変えた選手に出会えたことが嬉しく、企画を持ち込んで渡邉選手の特集記事を書いたりしました。

　東都の記事を書きたい

　東都の魅力を伝えたいと常々思っていたところ、ついに昨年から「TOHKEN〜東都大学リーグ野球観戦研究会」というイベントがはじまりました。一緒に出演しているのは『野球太郎』編集部の菊地選手と、「この人、いつも東都の試合にきているけど誰なんだろう。2部（神宮第二球場）にもいるし」と不思議に思っていたフリーライターの高木遊さんです。

　甲子園でおなじみのラガーさんをゲストにお迎えした第1回から、すでに4回を重ねております。出演者、参加者で東都版総選挙（TBB48）をしてセンター選手を決めたり、そのシーズンの順位予想をしたり、そしてシーズン後のイベントでは答え合わせ、という名の公開処刑など、毎回、東都の話題だけで大いに盛り上がっています。

　2014年春季東都大学野球リーグを目前に控え、亜細亜の6連覇はあるのか？　ドラフト候補は？　楽しみな新入生は？　……など気になるところですが、それは4月4日に開催予定の第5回目のTOHKENにてお話したいと思います。（イベントの詳細は最後に！）

　今年も神宮球場や各大学グラウンドで行われるリーグ戦から、神宮第三球場（『野球太郎』編集部事務所）で行われるイベントのTOHKEN、そしてこの『週刊野球太郎』で綴る連載のTOHKEN。私自身、めいっぱい東都を満喫してみなさまにもその魅力が伝わるように様々な形でお伝えしたいと思っております。どうぞよろしくお願いいたします！


■ライタープロフィール
山田沙希子（やまだ・さきこ）／東京都出身。早い時期から東都大学リーグの魅力にハマり、大学生時は平日の多くは神宮球場または神宮第二球場に通い詰めた、三度の飯より東都大学リーグが好きなライター。多くの東都プレイヤーの取材を通して、さらに東都愛は加速。ナックルボールスタジアム主催のイベント「TOHKEN〜東都大学リーグ野球観戦研究会〜」でも活躍。


　東都大学野球リーグを研究するトークイベント「TOHKEN〜東都大学リーグ野球観戦研究会」。ご好評いただいているこのイベントも、今回が第5回を迎えます。

　日本でもっともハイレベルな選手たちが全国から集まると言われる東都大学リーグ。「早慶戦」に代表されるように華やかな東京六大学に対し、平日の昼間に繰り広げられる東都の熱い戦い……。「学生は授業、社会人は仕事がある時間に、いったい誰が見られるというのか？」と突っ込まずにはいられない、そんな不思議な大学リーグは、一度見たらやみつきになるほどの魅力を秘めています。

　第五回となる今回は、開幕を直前に控えた2014年春季リーグ戦について語ります。また、今年から「神宮第二球場を使用しない」という東都2部リーグの“危機”についても大いに議論したいと考えています。さらに今回も東都関係者のシークレットゲストが登場する予定です！（“伝説の猛練習男”を軸に現在出演交渉中）。

　今回も東都を愛しすぎるライター・山田沙希子さん、高木遊さんが登壇。どの大学を応援している人でも期待に応えられるよう、今も鋭意取材中です。

＜TOHKENの研究課題＞
・2014年春季リーグ戦の見どころ
・開幕前のライター陣の予想順位検証
・注目のドラフト候補＆新1年生は誰だ？
・今年から第二球場不使用の2部リーグはどうなる？
・“伝説の猛練習男”が東都愛を語る？（出演調整中）

……ほかにも企画盛りだくさんでお送りする予定です

　今回も東都の魅力について語り合いましょう。みなさま奮ってご応募ください！

※これから東都や大学野球を見てみたい、という初心者の方もお気軽にご参加ください（プロ野球にも東都出身選手は大勢いますし、甲子園を沸かせたスターもたくさん東都でプレーしています！）。
※スタッフが甲子園取材で修羅場を迎えており、告知が遅れたことをお詫び申し上げます。

・出演
菊地選手（『野球部あるある』著者・『野球太郎』副編集長）
山田沙希子（東都大学野球命！の女性ライター）
高木遊（東都ウォッチャー・ライター）
※シークレットゲスト（東都関係者）が登場予定！

・日時：4月4日（金）19時〜21時
※終了後、ささやかな懇親会のご用意があります。

・会場：ナックルボールスタジアム（渋谷区千駄ヶ谷）
※以下詳細はメールにてお知らせいたします。
・募集：20名程度（応募多数の場合は先着順）
・参加料：2,000円（飲み物・お菓子・おみやげ付）
※学割1,500円

・お申し込み方法：下記メールアドレスに、題名「第五回 トーケン　参加希望」とし、住所・氏名をお送りください。メールにてご案内をお送りします。
※Facebook上で「参加」の意思を表明された方も、必ずメールをご送信いただきますようお願いいたします。

送付先：info@knuckleball-stadium.com