【先発】
ダルビッシュ有(2005年〜2011年)
【中継ぎ】
宮西尚生(2008年〜)
【抑え】
江夏豊(1981年〜1983年)
【捕手】
田村藤夫(1978年〜1995年)
※所属年は日本ハムの在籍期間(前身球団含む)
投手部門の先発は、5年連続で防御率2.00未満のダルビッシュ有で決まり。中継ぎは、ルーキーイヤーから今季まで50試合超えの登板を続ける宮西が突出。抑えは武田久やMICHEALも悪くないが、レジェンドに敬意を表して江夏豊を選出。
捕手部門では、大宮龍男や高橋信二も有力候補だったが、日本ハムでの実働年数の長さを加味して田村に決定。
【一塁手】
小笠原道大(1997年〜2006年)
【二塁手】
田中賢介(2000年〜)※2013年、2014年を除く
【三塁手】
片岡篤史(1992年〜2001年)
【遊撃手】
田中幸雄(コユキ)(1986年〜2007年)
一塁は激戦区。大杉勝男や柏原純一、晩年ながら落合博満も名を連ねるが、日本ハム在籍時代に打者三冠タイトルを全て獲得した小笠原道大に軍配。
二塁は走・攻・守の全てにおいて安定の田中賢介。三塁は他球団と比べるとちょっと小粒の印象だが、こちらも総合力で片岡篤史。
逆に遊撃はレジェンドの宝庫。金子誠も推したいところだが、2000本安打の「ミスター・ファイターズ」田中幸雄で異論はないだろう。ちなみに、同姓同名の投手がオオユキで、内野手がコユキだ。
【左翼手】
張本勲(1959年〜1975年)
【中堅手】
糸井嘉男(2004年〜2012年)
【右翼手】
稲葉篤紀(2005年〜2014年)
外野手部門は、ほかにも島田誠、SHINJO、陽岱鋼など候補者は多数。特にSHINJOは、日本ハムが北海道に移転してからの象徴とも言うべき存在。総合力ではかなり拮抗しているが、打力を重視してこの3名に決定。
【助っ人外国人】
ソレイタ(1980年〜1983年)
【DH】
大谷翔平(2013年〜)
外国人部門は、ほかにもウィルソン、ウィンタース、セギノール、レアードなどいい選手が豊富だが、ソレイタは歴代で年間本塁打が一番多かったのが決め手(45本塁打)。
DH部門は、「守備が苦手な人」というマイナスイメージを払拭する意味でも、「DH解除」のオプションを持つ大谷で決定翔平。気は早いが、メジャーでもガンバレ!
文=サトウタカシ (さとう・たかし)