File.024一斉ティー
心を揃えて時間を感じる
■練習法/複数の選手が同時に行うティー。トスをあげるのも打つタイミングもすべて同じという意味だ。投げ手はタイミングをあわせるために、バッターに必ずボールを見せる。インハイを狙う。
■狙い/取り入れているのは、兵庫・神戸市立北神戸中の山内拓也監督だ。一斉ティーの狙いは、「時間を感じる」。うまい選手がどのようなタイミングで打っているかを感じながら、バットを振る。音を聞いて、同じタイミングで振れるようにしていく。また、動きをあわせようとすることで緊張感を持って、取り組むことができる。
インハイに投げるのは、インサイドアウトを身につけるためである。バットを体の近くから出して、インハイをセンターに打ち返す。
■注意点/フォロースルーの形で3秒止まるのが北神戸中の約束事。山内監督曰く、「終わりの形がよければ、それまでの過程もいい」。打ち終わりを大切にしよう。
▲全員が同じタイミングでトスをあげ、同じタイミングで打ち返す。うまい選手のタイミングを感じながら打ってみよう
▲スタートを一緒にするため、投げ手はボールをバッターに見せてからスタート。投げ手も呼吸をあわせる
どんな練習か動画でチェック!
記事タグ
この記事が気に入ったら
お願いします