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【1人でできるもん!】これで孤独な戦いに勝って、いい体を手に入れろ!オススメトレーニング紹介!

 現役でプレーしている小中高生のみなさんも草野球選手も、試合や実戦練習からは少し離れて、基礎をやりこむ、もしくは体を鍛え直す時期になります。そこで、『週刊野球太郎』に掲載されている『「動画でわかる」実践!みんなのヤキュトレ』より、1人でも可能なトレーニングを紹介します。現役の小中高生球児は、チームメイトよりも1つ多く練習を積み、草野球プレーヤーは体が錆びつかないように動くことで、春からの実戦練習や試合に結びつけてください。

 今週は体を鍛えるトレーニングを紹介します。各トレーニングの意味と、どこを鍛えているのかをしっかりと意識することを忘れないで下さい。トレーニングをこなしていく辛さを味わえば味わうほど、成果として表れます。がんばっていきましょう!


 1人でできるトレーニングは

File.067「ハードルくぐり」

File.068「片腕連続腕立て」

File.069「ピョン吉ダッシュ」


File.071「タイヤハードル跳び」

File.072「タイヤ引き」

File.073「タイヤ後ろ投げ」

File.074「短ラダー」

File.078「かかとタッチ腹筋」

 といったトレーニングメニューがあります。File.079「ソフトボール腕立て」は「2人」という設定ではありますが、パートナーはアゴをここまで下ろす、という目安の手を置いているだけなので、1人でも可能です。


 一方、File.080「レッドコードトレーニング」File.075「跳び箱両足ジャンプ」、タイヤを使ったトレーニングは、使う道具そのものがないとできないので、気をつけてください。

 この中で、一番のオススメはFile.067「ハードルくぐり」です。意識的に動かさないと股関節を大きく使うことはありません。しかし、野球において、いや、すべてのスポーツに言えますが、股関節の柔軟性と強さは重要です。股関節の可動域を広げることでケガ防止につながります。また、日頃から股関節周辺の筋肉を刺激しておくことで、投げたり、打ったり、ゴロを捕ったり、踏ん張ったり……それらの動きがスムーズになるでしょう。ハードルがなくても、「ここまで目線と腰を落とす!」と意識するポイントを作って、擬似「ハードルくぐり」をするようにしてください。


 タイヤがあればという条件付きですが、File.072「タイヤ引き」も取り組みたいトレーニング。なぜならば、「引く」動きは、練習や日常生活でもやる機会が少なく、鍛えにくい体の裏側の筋肉が鍛えられるからだ。仙台育英学園秀光中の須江航監督が「指導の経験上、引く力がつくと打球が飛ぶようになるんです」と語っていることから、打球スピードを上げたい選手に、特にオススメします。


※『中学野球太郎 Vol.1』に掲載しているものと同じメニューです。
※『中学野球太郎 Vol.6』は12月19日発売になります。特集する『キャッチボール』に関するメニューを中心に、新しいトレーニングも掲載する予定です。

 全国の野球部で行われているさまざまな練習を80メニュー+走塁編を一挙に大公開。どれも野球力アップ間違いなしの珠玉のメニューばかりです。さらにスマホやパソコンから練習の動画を見ることができます。実際の動きを見て練習の理解を深めよう!

打撃・バント

投手・捕手

守備・外野守備

トレーニング・走塁

<練習パラメーターの見方>

<場所>
練習を行うのに必要な場所の広さ。素振りや筋トレなど狭い場所でできるメニューは「狭」、キャッチボールなどある程度の広さが必要なメニューは「中」、グラウンド全体を使うメニューは「広」になっている。

<人数>
練習を行うのに必要な最低人数。1人でできるものから、チームで行うものまで、さまざまなメニューがある。

<練習タイプ>
練習を行うことによって強化できる主な分野。どのように強化できるのはメニューの説明を要チェックだ。

<タイプアイコン>
パワー/スピード/フォーム/感覚/柔軟性

<難易度>
練習を行う難易度。行うことは易しい練習でも、マスターするのは難しいメニューもある。易しい練習だからと言って、手を抜かずにしっかりと身に付けよう!

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