■1992年
なし
■1993年
メル・ホール:30本塁打
■1994年
ミューレン:23本塁打
メル・ホール:22本塁打
■1995年
初芝清:25本塁打
■1996年
なし
■1997年
なし
■1998年
初芝清:25本塁打
■1999年
ボーリック:26本塁打
初芝清:22本塁打
■2000年
ボーリック:29本塁打
初芝清:23本塁打
■2001年
ボーリック:31本塁打
メイ:31本塁打
■2002年
メイ:23本塁打
■2003年
フェルナンデス:32本塁打
堀幸一:22本塁打
福浦和也:21本塁打
■2004年
ベニー:35本塁打
■2005年
李承?:30本塁打
フランコ:21本塁打
■2006年
なし
■2007年
なし
■2008年
大松尚逸:24本塁打
■2009年
サブロー:22本塁打
■2010年
金泰均:21本塁打
■2011年
なし
■2012年
なし
■2013年
井口資仁:23本塁打
■2014年
なし
■2015年
なし
■2016年
デスパイネ:24本塁打
■2017年
なし
生え抜き以外の選手、助っ人を含めてもかなりスカスカだ。千葉移転以降、ロッテのスラッガーといえば、まず初芝清が思い浮かぶが、1995年と1998年の25本塁打が最多で30本塁打の大台には及ばなかった。
2003年には堀幸一、福浦和也が20本塁打を超えたが、結果的には中距離打者タイプでキャリアハイ。スラッガータイプの選手では大松尚逸が2008年に24本塁打を放ちブレイクしたが、その後は不調やケガに悩まされ、1度きりの20本塁打到達になってしまった。
破格のパワーを持つデスパイネでもロッテ時代の最高記録は24本塁打に留まっている。
この壁を越えるためにはスラッガーを獲って、スラッガーとして育てるしかないのだ。だからこそドラフト1位・安田尚憲にかかる期待は大きい。マリンスタジアムで初の生え抜き30本塁打。これがまず、安田が目指すべき数字だ。
文=落合初春(おちあい・もとはる)