リーチを生かし、加速距離を長くとった腕の振りは力強い。遅れてくるようなリリースから繰り出すストレート、変化点が打者に近いスライダーは、迫力十分。内角を苦にしない打も非凡だ。昨夏の山口大会決勝で好リリーフも、秋は故障で未登板。その間に台頭した県内のライバル左腕・中本至音(聖光)を超える活躍を夏こそ。(2019年6月)