癖のないフォームから繰り出す、最速148キロを誇る全国屈指のサウスポー。球速だけでなく、バットの上をボールが飛び越えていくような球質が素晴らしい。春季県大会でも投球回数を上回る奪三振を記録した。課題は変化球の精度とコントロールの不安定さ。ここの改善ができれば、一気に上位候補に浮上してもおかしくない。(2018年6月) 小さめなテークバックからでも、投げ込む球は迫力満点だ。球速以上に球威を感じさせるストレートに、スライダーやフォークを織り交ぜ三振の山を築く。制球力不足を解消し、夏の甲子園では優勝した大阪桐蔭を苦しめた。スケールの大きなサウスポーで、育てたい球団殺到中。(2018年10月)