■どんな選手?/走攻守揃った大学No.1外野手。2年生から侍ジャパン大学代表に名を連ね、今年はその経験を買われて主将も務めた。立命館大でずば抜けた野球センスをすぐに認められ、1年生の春からレギュラーに定着。以来、順調に安打を積み重ねて、今春に早々と一流打者の証である大学通算100安打を達成した。ラストシーズンで田口壮(元オリックスほか)が持つ連盟記録の123安打の更新に挑む。身体能力が抜群で中堅からのレーザービームには観客の視線も釘付けになること間違いなし。試合前ノックだけでも十分に見る価値のある選手だ。50メートル5秒7の俊足を生かした広い守備範囲や一塁到達のスピードにも注目。細身のため、アベレージヒッターのイメージを持たれがちだが、長打力もかなりのもの。国際大会では3年連続で本塁打を放っている。自分の能力に絶対的な自信を持っている性格もプロ向きだ。■プロでの成功イメージ/能力的には1年目から1軍のレギュラーとして十分に通用する。将来的には上位打線を任され、球界を代表する万能外野手として活躍できるだろう。WBC出場だって夢じゃない。■プレーヤータイプ/秋山翔吾(西武)。