■どんな選手?/兄の大樹が西武で復活したら、弟も新境地を開拓。以前は133キロのストレートに限りなく近い、落ちるツーシームが主だった。138キロ前後にパワーアップした昨季は、チェンジアップとカットボールでの揺さぶりが増えた。「球速が上がって、落ちる球の使い方がわからなくなった」とぼやくが、イメチェンは大成功。■最大の長所/今はカットをストレートに擬態させることに成功した。■プロで似た選手は?/変化球を軸にした緩急は辛島航(楽天)。