■どんな選手?/頸椎の大ケガに見舞われながらも復活した打撃の職人。入社1年目で極端にグリップを下げてみるなど、毎年のようにフォームを改造し、行きついたのが猫背気味のこの構え。バナナのように上体を曲げて懐を広くすることで、内角にバットが出やすくなったという。大学や都市対抗でも首位打者になった男は変化を恐れない。■最大の長所/フォームは変わっても、ミート力は不変。■プロで似た選手は?/1979年の首位打者・ミヤーン(元大洋)。