週刊野球太郎 野球の楽しみ方が変わる野球サイト

野武士軍団! メークドラマ! メークレジェンド! 11ゲーム差以上を逆転した優勝劇を振り返る


 パ・リーグで日本ハムがソフトバンクと激しい首位争いをくり広げている。最大11.5ゲーム差も離されていたが、一時は首位に入れ替わるほどの肉薄ぶり。

 守護神・マーティンの離脱が日本ハムにとってはかなり心配だが、ここまできたら目指すは優勝の二文字。来るべき日に備えて、過去の大逆転優勝を振り返ってみよう。

1963年:西鉄〜最大14.5ゲーム差


 日本プロ野球史上最大の逆転劇。シーズン序盤から独走していた南海に最大14.5ゲーム差をつけられたものの、夏場以降に怒涛の連勝ラッシュ。南海が全日程を終了した時点でも1ゲーム差をつけられていたが、最終4連戦に4連勝して逆転優勝を果たす。

 最後に1敗でもすれば南海との同率プレーオフになるところだったため、まさに奇跡の4連勝だった。


2008年:巨人〜最大13ゲーム差


 「メークレジェンド」と呼ばれた逆転劇。首位を快走する阪神に最大13ゲーム差をつけられ、一時は優勝マジックの点灯も許したが、阪神との直接対決7連勝などもあってセ・リーグ新記録の逆転優勝を飾った。

 若手や中堅選手を次々に登用した巨人の猛追もさることながら、阪神の失速が目立ったペナントレースともいえる。

1996年:巨人〜最大11.5ゲーム差


 首位広島に最大11.5ゲーム差をつけられていたが、伝説の「札幌円山球場・9者連続安打7得点(広島戦)」をきっかけに優勝まで駆けぬけた。これが有名な「メークドラマ」。

 ちなみに、「メークドラマ」と「メークレジェンド」では大逆転優勝を果たしているが、「メークミラクル」では逆転優勝の事例はないので誤解のないように。


1958年:西鉄〜最大11ゲーム差


 「神様、仏様、稲尾様」のシーズン。首位・南海に最大11ゲーム差をつけられたが、西鉄の稲尾和久が後半戦のチーム36勝のうち31勝にからむ驚異の活躍もあって逆転優勝。打線では大下弘、中西太、豊田泰光らを擁し、「野武士軍団」として相手を震え上がらせた。

 ちなみに、巨人との日本シリーズにおける「3連敗後の4連勝」もこの年だ。


 なんだかんだ言っても、ファンは大逆転が大好き。「そもそも前半戦で大差をつけられなければいいのに」といった正論はさておき、選手の総年俸が27億円の日本ハムが総年俸54億円のソフトバンクを打ち破る瞬間を心待ちにしよう。


文=サトウタカシ (さとう・たかし)

記事タグ
この記事が気に入ったら
お願いします
本誌情報
雑誌最新刊 野球太郎No.27 2018夏の高校野球&ドラフト大特集 甲子園を制覇するのは!? 好評発売中
おすすめ特集
2018ドラフト特集
野球太郎ストーリーズ
野球の楽しみ方が変わる!雑誌「野球太郎」の情報サイト
週刊野球太郎会員の方はコチラ
ドコモ・ソフトバンク
ご利用の方
KDDI・auスマートパス
ご利用の方