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《新人王レース/パ・リーグ編》1ポイント差で森原康平(楽天)と源田壮亮(西武)がデッドヒート!

野球太郎的新人王レースで激しい争いをみせる源田壮亮(西武)と森原康平(楽天)

 週刊野球太郎では、新人王有資格者の活躍度を独自にポイント化して競うレース企画『2017年 新人王レース!』を開催!

 各球団でニューフェイスが続々と登場しているが、新人王を獲得するにはそろそろ活躍し始めないといけない時期にさしかかっている。

 先々週に続き、新人王を獲得するに至る印象に必要な成績をポイント化し、更新してみた。

 まずは、パ・リーグの野手・先発・リリーフ3部門のトップ3を紹介! 前回は42ポイントの森原康平(楽天)がトップだったが、果たして!?

ポイントの算定基準


 レースの基準となるポイントの算出法は以下の通り。ほとんどの年でこのポイント最上位の選手が新人王に輝いている。

■野手
(塁打+四死球+盗塁)×1ポイント

■先発投手
(投球回数×1ポイント)+(勝利数×10ポイント)

※投球回数は1/3、2/3は切り下げ

■救援投手
(登板数+ホールド数+セーブ数)×2ポイント

パ・リーグ野手ベスト3


■1位
源田壮亮(西武)
内野手/1年目
30試合:打率.279(122打数34安打)/0本塁打/11打点/7盗塁
43塁打+7四死球+7盗塁=57ポイント

■2位
石井一成(日本ハム)
内野手/1年目
27試合:打率.229(70打数16安打)/1本塁打/4打点/2盗塁
22塁打+4四死球+2盗塁=28ポイント

■3位タイ
武田健吾(オリックス)
外野手/5年目
17試合:打率.355(31打数11安打)/1本塁打/3打点/0盗塁
15塁打+2四死球+0盗塁=17ポイント

■3位タイ
平沢大河(ロッテ)
内野手/2年目
21試合:打率.240(50打数12安打)/0本塁打/2打点/1盗塁
15塁打+1四死球+1盗塁=17ポイント

 パ・リーグの野手は源田壮亮(西武)がトップを独走中。遊撃手ということも加味すればポイント以上の価値がある。この調子でいけば、新人王候補の目玉になるだろう。3位には出場機会増加中の武田健吾(オリックス)と平沢大河(ロッテ)が新たにランクイン。スタメンをキープして着実に追い上げていきたい。


パ・リーグ先発投手ベスト3


■1位
佐々木千隼(ロッテ)
投手/1年目
3試合:1勝2敗/防御率3.86/投球回18.2
18投球回+1勝=28ポイント

■2位
山岡泰輔(オリックス)
投手/1年目
4試合:0勝2敗/防御率2.78/投球回22.2
22投球回=22ポイント

■3位
古川侑利(楽天)
投手/4年目
1試合:0勝0敗/防御率5.63/投球回8
8投球回=8ポイント

 佐々木千隼(ロッテ)が1位をキープしたが、安定感では、初登板から3戦連続でクオリティースタートを達成した山岡泰輔(オリックス)に軍配。しかし、いまだ初勝利はお預けでポイントは伸びていない。新人王級のピッチングを見せていることは確かだが、打線の奮起でシーズン終了までに8、9勝はつけてあげたい。


パ・リーグ救援投手ベスト3


■1位
森原康平(楽天)
投手/1年目
18試合:1勝1敗/11ホールド/防御率1.06
18試合+11ホールド=58ポイント

■2位
石川直也(日本ハム)
投手/3年目
15試合:0勝0敗/7ホールド/防御率3.07
15試合+7ホールド=44ポイント

■3位
黒木優太(オリックス)
投手/1年目
12試合:0勝0敗/9ホールド/防御率0.75
12試合+9ホールド=42ポイント

 ルーキーの森原康平(楽天)、黒木優太(オリックス)に加えて、石川直也(日本ハム)も勝利の方程式入り。今季は若手リリーフ投手が大豊作。印象のグッと上がる60登板オーバーを目指してタフに投げ続けたい。

(成績は5月9日時点)


文=落合初春(おちあい・もとはる)

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