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則本昂大(楽天)、菊池雄星(西武)は軒並み上位。今季の「ノンタイトル王」たち!〜パ・リーグ投手編

則本昂大(楽天)、菊池雄星(西武)は軒並み上位。今季の「ノンタイトル王」たち!〜パ・リーグ投手編

 プロ野球もシーズンが終了し、11月20日の「NPB AWARDS 2017」で各種タイトルの授賞式が行われた。

 ただ、マニア的に気になるのはノンタイトル王。今年も恒例のノンタイトルスタッツランキングを紹介したい。前回のセ・リーグ投手編に続いて、今回はパ・リーグの投手編!

最多完投


1位:則本昂大(楽天)=8完投
2位タイ:菊池雄星(西武)=6完投
2位タイ:金子千尋(オリックス)=6完投

 則本昂大(楽天)が2014年以来2度目の最多完投。8完投は、現代野球ではかなりのハイスコアで、これだけの試合を完投できるのは則本しかいない。リリーフ陣も則本に助けられた。

最多投球回


1位:菊池雄星(西武)=187回2/3
2位:則本昂大(楽天)=185回2/3
3位:金子千尋(オリックス)=184回1/3

 昨季までの3年間は則本昂大の独壇場だったが、今季は菊池雄星(西武)が華麗に抜き去った。楽天は則本のほかにも4位に岸孝之、5位に美馬学がおり、長いイニングを投げる先発陣には来季も期待したい。


奪三振率


1位:則本昂大(楽天)=10.76
2位:菊池雄星(西武)=10.41
3位:岸孝之(楽天)=9.65

 菊池雄星と5個差の222奪三振で“表”タイトルを獲得した則本昂大が奪三振率でも僅差で1位。4年連続の9.00超で1イニング平均1個以上の三振を奪い続けている。


K/BB


1位:岸孝之(楽天)=4.97
2位:野上亮磨(西武)=4.71
3位:則本昂大(楽天)=4.63

 奪三振と与四球の比率で制球力を示すK/BB。3.50を超えれば優秀といわれる。1位は制球自慢の岸孝之。今季は打線の援護に恵まれず、8勝10敗と目立たぬ勝敗成績だったが、裏タイトル争いでは上位に顔を出しており、実力は衰えていない。FA宣言した野上亮磨(西武)もここで2位に名を連ねた。


WHIP


1位:菊池雄星(西武)=0.91
2位:岸孝之(楽天)=1.02
3位:野上亮磨(西武)=1.05

 1イニングあたりの平均走者数を示すWHIP。ここは菊池雄星がぶっちぎりの0点台で1位を勝ち取った。被打率.184もパ・リーグの規定以上ではトップ。凄みを増した。岸孝之、野上亮磨も制球を生かしてじわりとランクイン。


最多登板


1位:岩嵜翔(ソフトバンク)=72試合
2位:サファテ(ソフトバンク)=66試合
3位:福山博之(楽天)=65試合

 10年目の岩嵜翔(ソフトバンク)が一気に浮上。これまでは2013年の47登板が最多だったが、今季は先発への未練を捨ててセットアッパーに定着し、大台に乗せた。チームメイトのサファテが表MVPならば、岩嵜は裏MVP級のフル稼働だった。

 サファテは4年連続60登板、福山博之(楽天)は3年連続60登板を達成。福山はDeNA時代に野手転向の打診を断って本当によかった……。


最優秀救援防御率(50登板以上)


1位:福山博之(楽天)=1.06
2位:サファテ(ソフトバンク)=1.09
3位:松井裕樹(楽天)=1.20

 福山博之、松井裕樹(ともに楽天)が8、9回の安定度では一枚上。松井は9月末まで防御率0.52の好成績で戴冠確実だったが、10月1日のロッテ戦でまさかの4失点で首位陥落。来季こそは、0点台前半+セーブ王でその名を球史に刻みたい。


救援K/BB(50登板以上)


1位:サファテ(ソフトバンク)=10.20
2位:増井浩俊(日本ハム)=7.45
3位:牧田和久(西武)=7.00

 「信頼できるリリーフ」の指標になるK/BB。今季はサファテがぶっちぎりの1位に収まった。66投球回で102奪三振、10与四球。WHIPも0.67でエゲツない数字を叩き出した。

 FAの増井浩俊(日本ハム)、ポスティングでメジャー挑戦の牧田和久(西武)も四球が少なく好数値。各球団の首脳陣にとっては、是が非でもほしい存在だろう。


文=落合初春(おちあい・もとはる)

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