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ヤクルト1位 村上宗隆・高校通算52本塁打を放った「肥後のベーブルース

2018-01-31(水)0:00

村上宗隆(九州学院高校)・高校通算52本塁打を放った「肥後のベーブルース」

2017年プロ野球ドラフト会議で、総勢82名の選手が指名された。
2018年からのプロでの活躍に期待したい。 週刊野球太郎では、ドラフト会議の直前にインタビューした指名選手18名を特集!
プロで活躍するために戦ってきたドラフト候補と、彼らの「真価」を最も熟知している監督さんを取材した貴重な「証言」をお届けします。


今回の指名選手

村上宗隆(九州学院高校)

ヤクルト ドラフト1位
村上宗隆(むらかみ・むねたか)

187センチ95キロ/右投左打。2000(平成12)年2月2日生まれ、熊本県熊本市出身。長嶺中時代は熊本東シニアに所属し、九州選抜にも名を連ねた。九州学院高では1年夏の甲子園に出場。同じ右投左打の清宮幸太郎(早稲田実)と比較され“肥後のベーブルース”として注目された。高校通算52本塁打。打って守れる大型捕手として期待される世代屈指の長距離砲だ。


★最初の印象
 私たちが2015年のセンバツから戻ると、解禁に合わせて村上が練習に合流しました。まず、バッティングの面で圧倒されましたね。「どうしてこれだけの選手が全日本に入っていないのか?」と思いました。性格も明るいし、すぐに使えると直感しました。

★入学即スタメン
 入学と同時に4番を任せました。当時は松下且興(明治大)や友田晃聡(上武大)ら力のある打者が前後にいたので、安心して中軸を任せることができました。1カ月後の九州大会では初打席でタイムリーと結果を残し、期待に応えてくれました。いいものを持った選手は、どんどん使って伸ばす。私の指導方法にもうまくマッチしてくれたと思っています。

★清宮との初接触
 1年の5月にウチのグラウンドで早稲田実と練習試合を行ない、村上が清宮幸太郎君の前で高校第1号となる一発を放つと、清宮君も負けじとホームランで応酬。あの時に「同学年にも上には上がいる」ことを知ったはずです。入学してすぐの5月に自分自身を見つめ直すことができました。まさに最高のタイミングでしたね。

★無念の甲子園
 1年夏の甲子園は4打数ノーヒットに終わりましたが、打撃の調子は悪くなかったです。それに、初めての大舞台に物怖じしたところもなく、大器の片鱗を感じることができました。欲を言えばもう何試合かこなして、温まった状態での打席を見たかったですね。

★捕手転向
 野球に関しての頭脳を磨き、もっと野球を知ってほしかったので、1年秋にキャチャーに転向させました。仕事量が多いポジションなので、バッターとしては一番きついことをさせたのかもしれませんが、結果的には成功でしたね。

★これから
 とにかく野球が大好きで、根が素直な子です。今のまま喜びを素直に表現できる選手であってほしいし「野球とはこんなに楽しいスポーツなんだ」ということを体現できる選手であってほしいです。

◎監督さんプロフィール


坂井宏安[さかい・ひろやす]
1957(昭和32)年生まれ、熊本県出身。九州学院高〜日本体育大。1975年夏に中堅手として甲子園に出場。大学を卒業後、銚子商高のコーチを経て母校の監督に。甲子園には春夏通算10回導いている。



★ついに決断
 いろいろと悩んだ末に、プロ志望届を提出することになりました。「一番上」で勝負します。進学という選択肢もあったのですが、最終的には子どもの頃からの夢を諦めることができませんでした。まわりに流されることなく、自分自身で決断を下しました。

★秀岳館との差
 ハッキリ言って、自分の力不足です。たった一度とはいえ自分は甲子園で試合をしているのですから、その経験を生かさないといけなかったのに、それができませんでした。逆に大舞台での経験をどんどんと力に変えていったのが秀岳館ですよね。1年の秋以降は、秀岳館の強さに何度も跳ね返されてきました。その点も自分の力不足と言わざるを得ません。

★通算52本塁打
 2年秋以降に35本を上積みしましたが、打球の傾向としては引っ張りよりもセンター方向が多かったです。1年の早稲田実戦も左中間、1年夏の初打席で打った満塁弾もバックスクリーン。とくに右中間や左中間の最深部に飛んでいる時は絶好調の証ですね。

★捕手として
 状況を感じ取り、打者を見ながらリードを組み立てていく。1球ごとに3球先を読む。最近はそんなキャッチャーの仕事が楽しくて仕方ありません。股関節を柔らかくすることで捕球技術が上がり、低めの変化球にも対応できるようになってきました。

★これから
 もちろんプロ野球の最前線で活躍していきたいし、打って守れるキャッチャーとして極めたいと思います。また「こいつに回せば何かをやってくれそうだ」というような期待を数多く寄せられる選手にもなっていきたいです。




◎監督

地肩の強さに加えてコンロロールが向上し、送球に安定感が出てきました。捕球技術も高校レベルでは十分すぎるレベルではないでしょうか。また、盗塁が大好きなように走る意欲に満ちている点も好感が持てます。

◎本人

肩に自信がないぶん、捕球から送球までを極力早くしようと心掛けています。もちろんすべての面で守備の課題は山積みです。




◎監督

監督/打ちたい気持ちが強くなると上半身から球を迎えに行ってしまう傾向があります。ミートする技術には長けているので、下半身を使ったペッパー感覚の優しい打撃ができるようになれば、穴はなくなってくるでしょう。

◎本人

踏み込みと同時にヘッドが走るため「割れ」が不十分な時があります。これは引退後に気づいたポイントです。一瞬の間が作れるかどうか。今後はそこを意識してバットを振っていきたいです。



 187センチ95キロの圧倒的な肉体が放つオーラとは裏腹に、村上は自分を誇張することがなく、どこまでも謙虚な男だ。打者として、捕手として様々な項目を5段階評価してもらっていると、こちらが「え? そんなに低くはないでしょ」と問い返すほどに自己評価が厳しかったりする。こうした現状に満足しない姿勢は、そのまま「野球選手・村上」の底知れぬ伸びしろと言っていいだろう。


本稿は雑誌『野球太郎 No.024 2017ドラフト直前大特集号』(2017年9月23日発行)に掲載された人気企画「ドラフト候補&指導者マンツーマン・インタビュー」から、ライター・加来慶祐氏が執筆した記事をリライト、転載したものです。


取材・文 加来慶祐

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