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春季キャンプの風物詩! ルーキーたちの「はじめての休日」総まとめ


 各地で始まったプロ野球春季キャンプ。第1クール終了後の休日は、それぞれのキャンプ地周辺で観光スポットに足を運ぶ新人選手の姿が見受けられる。今年のルーキーたちは最初の休みをどのように過ごしたのか。


注目の高卒ルーキーの休日は?


 まずは昨年の甲子園を沸かせた、4人の元球児たちに注目したい。

 楽天・オコエ瑠偉はキャンプ地・久米島の観光PRのため、久米島紬(つむぎ)の里「ユイマール館」を訪問。草木染め、機織り、着付けを体験し、国の重要無形文化財ゆえ約100万円するという久米島紬に袖を通した。連日の猛練習に少しお疲れ気味という報道もあったが、普段のユニフォームとは異なる服装が気分転換につながればと思う。

 石垣島でキャンプを張るロッテ・平沢大河は、お隣の台湾文化で旧暦の祝い事で催される「龍舞(りゅうまい)」に臨んだ。同期の成田翔、原嵩とともに挑戦するも、重さ約20キロある龍の扱いに四苦八苦。休日とはいえ、トレーニングに励んだ気分だろう。

 中日・小笠原慎之介は、2軍のキャンプ地・沖縄県読谷村で「漆喰シーサー」の色付けに挑戦。民族衣装に身を包んだ小笠原は、ピッチャーらしく繊細な筆使いを披露。左投げで背中には「11」番を書き込み、自らを想起させるシーサーを作り上げた。その出来栄えには報道陣からも感嘆の声が上がったという。

 ソフトバンクに入団した橋純平は、パティシエ1日体験で手作りケーキを作った。国際製菓コンクール世界一に輝いたシェフ指導の下、地元産の日向夏などでデコレーション。チョコペンで「V3」「新人王」と今季の目標を書き込んだ。2軍スタートとなったキャンプだが、目標成就のためにも期間中の1軍合流はあるか。


飼育員にダンススクール、サボテン見学。その他の変わりダネ体験


 巨人で1軍キャンプスタートを切った桜井俊貴、重信慎之介、中川皓太の3人は宮崎市内のフェニックス自然動物園を訪問。ラマへの餌やり、ゾウとの散歩など、飼育体験を行った。童心に帰るような試みに3人も終始笑顔。桜井に至っては「ゾウ使いに向いてるんじゃないか」と、まんざらでもないコメントを残している。

 DeNAの新人は那覇市内の「EXPG沖縄校」でダンスレッスンに参加。三代目J Soul Brothersの「ランニングマンダンス」を約1時間半のレッスンで習得した。元々沖縄は安室奈美恵、SPEEDなどを輩出した「沖縄アクターズスクール」など、ダンスに長けたユニットが育ちやすい土壌。ルーキーたちもここで培ったリズム感で、スターダムにのし上がりたい。

 唯一のアメリカ開催・日本ハムでも、例外なくイベントが開催された。ドラフト1位・上原健太と同2位・加藤貴之がフェニックスの植物園を訪問。190センチの長身を誇る上原が霞むほど大きなサボテンに圧倒されながら、リラックスしたようだ。

 右も左もわからない中で訪れた、つかの間の休日。正直起きるのも辛かったかもしれない。しかし、プロ野球選手が観光資源をアピールすることには計り知れない効果がある。選手たちも「見られている」「注目されている」ことを自覚するだろう。何事も初体験のルーキーたちに幸多からんことを!

文=加賀一輝(かが・いっき)

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