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巨人・山口にロッテ・岡田も!テスト入団で夢をつかんだ男たち

 先日、巨人の鉄腕リリーバー・山口鉄也が契約更改に臨み、最大3年総額10億円以上の、大型契約を結んだと報じられた。今季は2月のキャンプ中に左肩痛を発症。開幕当初は失点を重ね、目を覆いたくなる防御率だったところから盛り返し、苦しみながらも1シーズンを乗り越え、60試合に登板した。前人未踏の7年連続60試合登板を達成し、1軍デビューした2007年から、8年間で501試合もの登板数を積み重ねた。

 もはや、球史に残る投手となった山口。実は入団テストを受験して、プロ入りを果たしていること、育成選手で入団したことはご存じだろうか。高校卒業後に渡米し、マイナーリーグでプレーした後、巨人のテストを受け、見事合格。プロ野球人生の扉を自ら、こじ開けた。ちなみに、巨人のテストの前には横浜、楽天の2球団でも受験したが、不合格だったという。


 今回は、この山口と同じく、過去にプロテストを受けて、その実力が認められてプロ入りした選手たちを紹介しよう。

◎田畑一也[ダイエー/1991年/ドラフト10位](選手名のあとは、[ドラフトで指名された球団/指名された年/指名された順位]の順番で表記している)
 高校から北陸銀行に入社するも、ヒジの故障で野球部を退く。その後は実家で大工仕事を手伝いながら、草野球でプレー。自ら「野球にケリをつける」気持ちでプロテストを受けると、合格を果たした。

城石憲之[日本ハム/1994年/ドラフト5位]

 青山学院大に入学するも、1週間で中退。ガソリンスタンドでアルバイトする傍ら、プロテストを受験した。そして、日本ハムから5位指名を受ける。ちなみに、同じ年に受験したヤクルトのプロテストは不合格。ところが、のちにトレードでヤクルトに移籍し、選手会長を務めるまでに。

大嶋匠[日本ハム/2011年/ドラフト7位]

 ソフトボール出身で、球界を沸かせた大嶋も、プロテスト受験者だ。セガサミー硬式野球部の門を叩き、来る日に備えていた途中に入団テストを受験。半ば記念受験の感覚でテストを受けたという。


 その他にも現役選手では岡田幸文(ロッテ)や杉谷拳士(日本ハム)らがテストを経て、プロ入りしている。岡田は、全足利クラブでプレーしていた際にプロテストを受験。スピード感溢れるプレーが認められ、見事合格を果たし、育成ドラフト6位で入団した。杉谷は、強豪校・帝京高で1年生からレギュラーとして活躍していたものの、プロからの声は掛かっておらず、ドラフトでの指名がなさそうな状況だった。高卒プロの夢を諦めきれなかった杉谷は、テストを受け、日本ハム首脳陣の目に留まり、ドラフト指名にこぎつけた。

 2人ともプロテストを合格した実力と、いい意味での“したたかさ”を武器に、1軍でのプレーを続けている。


(2014年12月11日/スポニチ・アネックス配信)
http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2014/12/11/kiji/K20141211009439370.html

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