野球太郎|ニュースにない奥深い情報で樹野球観戦がもっと面白くなる「野球太郎」のスマホマガジン!
ドラフト注目選手情報が充実!
週刊野球太郎
>公式サイトはコチラ<
野球太郎選手名鑑プロ野球志望届提出済選手詳細情報117名収録 2017年注目選手1147名

《センバツトリビアPart 1!》坂本九×人見絹枝×象×背番号=センバツ?

2017-03-20(月)0:00


 今年も幕をあけたセンバツ。「春はセンバツから」という言葉もあるように、WBCで盛り上がってはいても、やっぱりセンバツを見ないことには球春が来ない! という野球ファンも多いはずだ。

 そのセンバツをさらに深く楽しむべく、センバツ大会ならではのトリビア・雑学ネタをまとめてみた。今回は「試合以外」のさまざまなエピソードについて。

◎センバツ入場行進曲、過去最多はあのアーティスト


 毎回、その前年のヒットソングから選ばれるセンバツ入場行進曲。今大会は、大ヒットドラマ『逃げる恥だが役に立つ』の主題歌、星野源の「恋」が選ばれた。

 ならば、ヒットソングが多い歌手は何度も入場行進曲に選ばれるのか? ということで調査してみると、過去最多選出は世界的な知名度を誇る坂本九で「6回」だった。

「上を向いて歩こう」(1962年・第34回大会)
「幸せなら手をたたこう」(1965年・第37回大会)
「ともだち」(1966年・第38回大会)
「世界の国からこんにちは」(1967年・第39回大会)
「世界の国からこんにちは」※2回目(1970年・第42回大会)
「明日があるさ」(2002年・第74回大会)
(※「世界の国からこんにちは」「明日があるさ」は複数の歌手による合作)

 1965から1967年にかけては3年連続で坂本九。センバツは坂本のためにあるのか!? と驚かされる。そもそも、流行歌が使われるようになったのが第34回大会の「上を向いて歩こう」から。入場行進曲の歴史は坂本九とともにあったわけだ。

 この坂本に続くのが、岩崎宏美、サザンオールスターズ、SMAP、AKB48の「2回」。坂本九の偉大さが際立つばかりだ。

◎背番号、プラカード先導、校旗掲揚・校歌斉唱……センバツから始まったものアレコレ


 センバツならではの制度、といえば、なんといっても2001年(第73回大会)から始まった21世紀枠。ただ、この制度以外にも、実はセンバツで始まったもの、実験的に始まって根づいたモノは意外と多い。

 たとえば、上述した入場行進で、校名プラカードによる先導が始まったのは1929年の第6回センバツ大会から。これは前年の1928年、アムステルダム五輪に出場して銀メダルを獲得した人見絹枝のアイデアとされている(※人見はセンバツ主催者である毎日新聞社の社員でもあった)。

 五輪の舞台で自身が感動した演出方法を参考に、センバツに反映したわけだ。同様に、人見の発案により、この大会から勝利チームによる試合後の校歌斉唱・校旗掲揚も始まった。

 また、日本の野球シーンにおいて、はじめて背番号が導入されたのは1931年の第8回センバツ大会から。広い甲子園球場において、どの選手がどこを守っているのか認識しやすくするため、とされている(※ただし、翌年以降は再び背番号なし)。

 このほかにも、高野連連盟旗の掲揚(1949年・第21回大会)、事故防止のための耳付きヘルメットの義務化(1972年・第44回大会)など、センバツがキッカケで始まったものは多い。野球界に新しい風を送るのがセンバツの役割のひとつ、ともいえるだろう。


◎女性の機転で今があるセンバツ甲子園


 今大会のトピックスとして話題になったのが、甲子園練習における女子マネージャーの練習参加解禁だ。「今さら?」という感も否めなくはないが、エポックな出来事であるのは間違いない。

 ただ、過去を振り返れば、女性の活躍があって甲子園の今がある、と言いたくなる出来事は多い。戦後最初に行われた1947年の第19回大会開催に至るまでのエピソードで女性が重要な役を担っていた。

 夏の甲子園はこの前年、1946年に復活していたが、開催球場は西宮球場。甲子園球場は当時、GHQに接収されており、使用することは叶わなかった。

 だからこそ、聖地・甲子園球場での開催を目指して、センバツ大会の復活に向けた動きがスタート。主催者である大阪・毎日新聞社が阪神電鉄の協力を得ながらGHQに働きかけ、一時は大会復活が認められた。

 だが、文部省の正式な許可を先に受けていなかったことやGHQ側の意向(「新聞社が主催する大会はおかしい」など)もあり、すでに出場校も決まっていた1947年3月に文部省から大会中止の通達が届いてしまう。

 この窮地を救った一人、とされているのがGHQの通訳を担当していた三宅悦子。首を縦に振らなかったGHQのノーヴィル少佐に「あなたが大会を中止させたら、日本人に一生恨まれますわよ」と伝えたのが契機となったのか、「中止には時間が足りない」と態度が軟化。こうして、甲子園に学生野球が戻ってきたのだ。


◎甲子園史上最大の応援団!?


 甲子園といえば、アルプススタンドを賑わす個性的な応援合戦も見どころのひとつ。その応援スタイルで史上最も物議を醸したのが、戦後間もない1951年の第23回センバツ大会に出場した地元の鳴尾高校だ。当時、甲子園球場と隣接していた阪神パークと交渉の末、なんと本物の象を借りてレフト通路から入場させてしまったのだ。

 さすがに試合が始まる前に象は退場処分となったが、これに怒ったのが当時の高野連副会長の佐伯達夫。「象も借りる方も貸す方も非常識。もし暴れたらどうするんだ!」と烈火の如く怒りをあらわにした。

 ただ、この「象の応援」が効いたのか、鳴尾高校の野武貞次投手が史上5人目のノーヒットノーランを達成。その後も順調に勝ち進み、準優勝という好成績を残している。

 今大会でも、自チームに快進撃を呼び込む素敵な応援を期待したい。

文=オグマナオト

新着記事

人気記事

注目特集記事

会員サイトでは熱くなる情報満載!野球太郎ならではの奥深い内容があなたの知りたい欲を満たします。
今週の特集|プロ野球情報とアマチュア・高校野球情報、日刊記事だけでなく明日だれかに話をしたくなるタイムリーなネタを毎週連載

野球観戦をさらに面白くする!ドラフト候補選手名鑑や分析ツールなど利用できます。
高校・大学・社会人・独立リーグ、ドラフト候補選手登録数、累計5000名以上!夏の地区大会・本大会で大活躍!! 試合観戦中に気になる選手情報を検索しよう!

会員サイトではすべてのメニューが
使い放題です。

会員登録
  • 野球太郎ドコモユーザーは10日間無料お試し
  • 野球太郎ソフトバンクユーザー
  • 野球太郎auスマートパス会員限定無料
  • 10日間無料お試し期間
  • ソフトバンク
  • auスマートパス会員は無料で利用可能
※お手続きの前にドコモやソフトバンク、auのキャリア認証画面(ログイン画面)になります。IDとパスワードをお忘れの方は端末の設定画面よりWi-fi通信をオフにし、モバイルネットワークの通信に切り替えていただくとログインが簡単になることがあります。
電波状態

iPhoneユーザーの方はiPhoneアプリ「野球太郎Pocket」でも記事・コラムが読めます。(一部の記事は有料です。)

野球太郎のTwitterまたはfacebook
をフォローすると野球太郎の情報が
いち早く届きます。

Twitter
facebook

日刊トピック プロ野球 高校野球
ドラフト情報
今週号 野球エンタメ ランキング
  1. 週刊野球太郎トップページ
  2. 日刊トピック一覧#22
  3. 《センバツトリビアPart 1!》坂本九×人見絹枝×象×背番号=センバツ?

会社概要
お問い合わせ
書籍「野球太郎」新刊案内
野球太郎公式twitter
野球太郎公式facebook

(C)Imagineer Co., Ltd.