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経験をフィードバック! 川崎宗則(ソフトバンク)で思い出すNPBに復帰した日本人メジャーリーガー

2017-05-11(木)0:00

NPBに復帰し男気あふれる投球でカープを優勝に導いた黒田博樹

 4月28日、開幕直後にソフトバンクへ復帰した川崎宗則がついに1軍昇格。同日のオリックス戦に「1番・二塁」でスタメン出場し、6年ぶりにヤクオク!ドームの土を踏んだ。

 持ち前の明るさでチームを鼓舞する姿、そして、メジャーリーグでプレーするうちに強くスイングするスタイルに変わったバッティング……。この6月で36歳となるベテランの姿勢は、チームにいい影響を与えている。

 メジャーリーグでプレーした選手が日本球界に復帰し、経験をフィードバック。チームを引っ張った例はこれまでにも多くある。今回は、そんなエピソードを振り返ってみたい。

◎「男気」で広島を優勝に導いた黒田博樹

 近年では何と言っても、惜しまれつつ引退した黒田博樹(元広島ほか)だろう。

 2007年オフに広島を去り、ドジャースへ入団。先発として活躍し、2010年には11勝。渡米後初となる2ケタ勝利をマークした。2012年にヤンキースへ移籍すると自己最多の16勝を挙げ、名門球団の投手陣に欠かせない存在となった。

 ドジャース時代の2010年から2014年にかけて5年連続で2ケタ勝利をマーク。2014年オフには、1年契約の年俸約20億円という高額契約が噂された。

 そんななか、2015年の戦いの場に黒田が選んだのは古巣・広島だった。20億円のオファーを蹴り、年俸4億の広島を選んだ黒田の姿は「男気」と評された。

 復帰1年目の2015年は、打線の援護に恵まれず、好投が勝ちにつながらない試合もあったものの、11勝を挙げチームを支えた。

 そして、結果として現役最終年となった昨季は、7月23日の阪神戦で日米通算200勝を達成。チームは首位を独走し、25年ぶりのリーグ優勝を決めた9月10日の巨人戦では、6回3失点で勝利投手となった。

 優勝決定後の胴上げで号泣する姿、ともにチームをけん引した新井貴浩と涙を流し抱き合う姿は広島ファンのみならず、多くの野球ファンがもらい泣きをしたはずだ。

 日本シリーズ開幕前に現役引退を発表し、シリーズでは第3戦に先発。第7戦での先発も有力しされたが、第6戦で終戦となったため本拠地での最後の登板は幻に終わった。引退後、黒田の背番号15は永久欠番とされた。

◎「下克上日本一」に貢献した井口資仁

 ダイエーから2005年にホワイトソックスへ入団した井口資仁。「2番・二塁」に定着し、当時のオジー・ギーエン監督が推進する「スモールベースボール」の一翼を担った。チームはワールドシリーズ制覇を果たし、入団1年目でチャンピオンリングを手にする。

 2007年途中にはフィリーズへ移籍し、シーズン途中の加入ながら打率.304と結果を残す。2008年はパドレスと契約するも、シーズン終盤には再びフィリーズでプレーした。

 そして2009年、ロッテと契約し5年ぶりに日本球界に復帰。復帰1年目は「4番・二塁」としてチームの中軸を担う。

 2010年は3番に座り、103打点をマーク。ダイエー時代の2003年以来となる100打点超えを達成した。また、四球の数はリーグトップの98。ポイントゲッターとしての活躍に加え、後ろの打者への「つなぎ」の役割を果たし、リーグ3位からの日本一に登りつめた「下克上」に大きく貢献した。

 その後も主軸としてチームを引っ張り、2013年には日米通算2000安打を達成。近年は代打での出場が多いが、その存在感から今も頼りにされている。


◎楽天の精神的支柱・松井稼頭央

 2003年オフにメッツと契約し、西武を去った松井稼頭央。2004年シーズン開幕戦に「1番・遊撃」でスタメン出場。初球ホームランを放つ劇的なメジャーデビューを飾った。しかし、その後はスランプやケガが相次いだことで逆境に立たされ、二塁へのコンバートを余儀なくされる。

 事態が好転したのはロッキーズ移籍後の2007年。シーズン途中から1番に定着し、チームはナ・リーグ優勝に輝く。レッドソックスとのワールドシリーズでは西武時代の後輩・松坂大輔との対決も話題となった。

 2008年から3年間はアストロズでプレーし、2011年に楽天と契約し、日本球界復帰となった。

 楽天ではキャプテンに就任するなど若いチームを引っ張り、今ではお馴染みとなっているパフォーマンス「BURN!」をチーム内に浸透させた。2013年には主に7番を打ち、楽天初の日本一に貢献した。

 2015年からは外野手登録となり、昨季は56試合の出場にとどまったが、今季4月にはNPB通算200本塁打を達成した。


文=武山智史(たけやま・さとし)

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