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【頑張る40代!】上昇気流の福留孝介(阪神)、正念場のイチロー(マリナーズ)ら不惑の外野手たち

【頑張る40代!】上昇気流の福留孝介(阪神)、正念場のイチロー(マリナーズ)ら不惑の外野手たち

 一般社会で40代といえば、働き盛り真っ只中。しかし、プロ野球界では、もうベテラン中のベテランとなる。週刊野球太郎では連載企画「不惑の生き様を見よ! まだまだ頑張る40代の選手たち!!」で、彼らをピックアップ。その奮闘を通して同世代の読者の方々にエールを送りたい。今回は「外野手編」だ。

(※成績は4月21日現在)

トリプルスリーの存在感


■松井稼頭央:42歳(西武、1975年10月23日生)

 盗塁王、最多安打、ベストナインにゴールデン・グラブ賞と、「球界一の身体能力」とも評されるフィジカルを武器に何度もタイトルを獲得、走攻守でファンを魅了してきた松井稼頭央。

 西武時代の2002年に打率.332、36本塁打、33盗塁で史上8人目のトリプルスリーを達成しており、あれから16年が経つ。当時は球界を代表する遊撃手だったが、楽天時代の2014年に志願して外野手に挑戦。2015年以降は外野手登録となっている。

 そして、今季から古巣の西武に移った。かつての背番号7を背負い、開幕からベンチ入り。「9番・左翼」でスタメン起用された4月12日のロッテ戦では、涌井秀章からライト前へ同点タイムリーを放っている。これが今季初安打で、日米通算2700安打のメモリアルヒットとなった。

 開幕から8連勝を決めるなどチームは好調だが、テクニカルコーチ兼任というベテランの存在感もその一助になっているに違いない。

40代選手の中では最も活躍中


■福留孝介:41歳(阪神、1977年4月26日)

 今年の4月26日で41歳となった福留孝介は、開幕から「5番・左翼」でほぼスタメン起用されており、打率.316と奮闘している。4月8日には日米通算2200安打、4月13日には同300号本塁打と節目の記録を達成したが、まだまだ上乗せしていきそうな勢いだ。

 守備でも、チームを救うダイビングキャッチを度々披露しており、年齢を感じさせないハッスルプレーでチームを鼓舞している。

 5年間のメジャー生活を経て日本球界に復帰した2013年は、度重なるケガもあって63試合の出場にとどまり、打率も.198と低迷したが、それが嘘のような近年の活躍ぶり。

 また、阪神の右翼には36歳の糸井嘉男が君臨し、こちらも開幕からバットが振れている。両翼を担うアラフォー選手の攻守にわたるハツラツとした動きに勇気づけられている同年代の猛虎党も多いのではないだろうか。


世界一のヒットメーカー


■イチロー:44歳(マリナーズ、1973年10月22日生)

 そしてもうひとり、忘れてはならない“OVER 40”の外野手がイチローだ。メジャーリーグ開幕時のベンチ入りメンバーのなかで44歳は最年長。日本球界の選手と比較すると、岩瀬仁紀(中日)の1コ上となる。

 昨オフに3年間在籍したマーリンズを退団。年齢的なものもあって所属先がなかなか決まらなかったが、メジャー挑戦時の最初の所属球団だったマリナーズに落ち着いた。

 開幕戦からここまで11試合に出場し、成績は打率.212(33打数7安打)と物足りない。しかし、正式契約が3月7日と遅れ、さらにオープン戦では右足の負傷や頭部への死球といったアクシデントもあったため、万全な状態でシーズンを迎えられたとは言い難い状況だった。とはいえ、最近ではケガをしていたレギュラークラスの選手が復帰し、戦力外通告の日も近いという報道が流れるなど、正念場を迎えている。

 昨季まで在籍したマーリンズ時代には、年齢のことを問われることに対して、テレビ番組の中で「走っても投げてもチームでほぼ一番なのに、打つことだけ衰えるのかなぁ」と答えている。公言している「50歳まで現役」の実現に向けて、さらなる活躍を期待したい。


文=藤山剣(ふじやま・けん)

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