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球言! 傑作選

「球言(たまげん)」とは、名作&傑作マンガに登場する野球格言≠フことである。野球というスポーツの真理を突いた一言、技術を磨く名言、駆け引きを制する名台詞の数々は、現実のプレーや采配にも役立ったり役立たなかったりするのだ!
『球言』連載20回の中から、球史に絶対残したい格言をベストセレクション! 初めての人でも思わず納得の全5部門。


★球言1



『球言』第2回に掲載。
『おおきく振りかぶって』(ひぐちアサ/講談社)第2巻より。

《選抜理由》
配球の奥深さを端的に表した一言。安全な組み立てとは、つまり投手の負担が大きい組み立てのこと。すべて同じ一球ではない。いつどこへ投げるかで、投手の疲労度は大きく変わる。


★球言2


『球言』第4回に掲載。
『草野球の神様』(ビートたけし、水島新司/講談社)より。

《選抜理由》
打席で考えれば考えるほど、ドツボにハマっていく構え方の悩み。だが、この極意さえ覚えていれば、アラ不思議。一瞬でリラックスできる。小さな子どもたちにも教えやすい。


★球言3


『球言』第1回に掲載。
『ラストイニング』(中原裕、神尾龍、加藤潔/小学館)第4巻より。

《選抜理由》
記念すべき第1回の連載で取り上げたセリフ。奇襲成功のもとは、相手の油断。冷静さを取り戻し、警戒されてしまったら意味がない。素早く2度目を重ね、トドメを刺そう。


★球言4


『球言』第15回に掲載。
『あぶさん』(水島新司/小学館)第47巻より。

《選抜理由》
「行かなきゃよかった」より「行っときゃよかった」が目につく、ホームへの突入。タイミングがアウトでも、実際に成し遂げることは難儀。勝負どころの走塁で思い出したい言葉。


★球言5


『球言』第15回に掲載。
『グラゼニ』(森高夕次、アダチケイジ/講談社)第2巻より。

《選抜理由》
投手の利き腕と二塁走者を関連づけるという珍しい格言。セカンド牽制の目安となる前足のヒザが、左投手では見えなくなるという点も、油断を招く一因となっている気がする。


文=ツクイヨシヒサ
野球マンガ評論家。1975年生まれ。著書に『あだち充は世阿弥である。──秘すれば花、『タッチ』世代の恋愛論』(飛鳥新社)、編著に『ラストイニング勝利の21か条 ─彩珠学院 甲子園までの軌跡─』(小学館)など。

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