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京セラドーム大阪で何かが起こる1週間!? 7月27日〜8月2日のプロ野球、これを見逃すな!

 まもなく8月を迎え、季節は夏真っ盛り。そして高校野球、都市対抗など、野球ファンにとってはたまらない期間に入ってきた。もちろんプロ野球も後半戦に突入し、ますます熱を帯びている。

巨人で一番の“京セラマスター”といえば!?


 7月28〜30日の巨人対DeNAは、28日が松山坊っちゃんスタジアム、29、30日が京セラドーム大阪で行われる。このうち、京セラドームで印象的な活躍を見せているのが亀井善行(巨人)だ。亀井は同球場において、過去5年間で5本のアーチを架けている。


 特に昨季の活躍は特筆に値するものだった。右手人差し指骨折で出遅れ、シーズン初出場となったのは5月31日のオリックス戦。亀井は、この試合の延長12回に決勝ソロを放ち、勝利へ導いた。これはただの一発ではなく、9回までチームが無安打に抑え込まれた末に飛び出したもの。本人にとっても、チームにとっても大きな一本だった。さらに、7月30日のDeNA戦には延長11回にサヨナラ弾をマーク。この時は原監督をして「もうひとり亀井がいてほしい」と言わしめた。

 今季は主軸を任される機会が多く、7月からは4番に座ることもある亀井。得意の京セラドーム大阪で爆発し、巨人が混戦セ・リーグを抜け出すきっかけをもたらすだろうか。

地元・大阪で夏の陣に挑むバファローズ


 もちろん、京セラドーム大阪を本拠地に置くオリックスの存在を忘れてはならない。そのオリックスは7月31日〜8月2日にわたり、「Bs夏の陣2015」と銘打って楽天を迎え撃つ。今年で7年目となる同イベントだが、毎年のように趣向を凝らしたユニフォームが話題を呼んでいる。

 今回のコンセプトは“HIGH!”。「オレたちは世界に誇れるチームだ」という想いを乗せ、地球儀を模したユニフォームを選手・監督やコーチが着用。球場での配布はもちろん、ハイクラスユニフォームの売れ行きも好調のようで、ファンからの受けは良さそうだ。

 ただ、ここ数年の「夏の陣」は負け越しが続いており、相手に返り討ちに遭っている状況。先立って行われた神戸での試合(7月5日ソフトバンク戦)も敗れている(7月4日の中止分は8月14日に延期予定)。今年は、イベントのモチーフとなった「大坂夏の陣」からちょうど400年。区切りの年にインパクトを残すことができるか、注目したい。

(文=加賀一輝)

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