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【新助っ人期待度ランキング〜投手編】 メジャー51勝のジー(中日)らは日本で成功なるか?

【新助っ人期待度ランキング〜投手編】 メジャー51勝のジー(中日)らは日本で成功なるか?

 今季も多くの新助っ人が活躍の場を求めて日本にやってきた。誰がチームの救世主となり、成功を収めるのか? 今季期待したい新助っ人ベスト5を独断で選んでみた。

 まずは投手編から!

1位:ディロン・ジー(中日/31歳/右投右打)


■2017年成績(MLB)
18試合:3勝2敗/1ホールド/1セーブ/投球回49.1/41奪三振/防御率3.47

 MLB通算51勝48敗。2011年に13勝、2013年に12勝を挙げた右腕。ツーシーム、チェンジアップの評価は上々で、打ち取る投球が持ち味。2014年にはメッツで開幕投手も務めており、新助っ人では実績ナンバーワンといえる。

2位:ニック・マルティネス(日本ハム/27歳/右投左打)


■2017年成績(MLB)
23試合:3勝8敗/投球回111.1/67奪三振/防御率5.66

 メジャーでローテーションを張った中堅右腕。昨季は111回1/3を投げて30与四死球。抜群のコントロールが持ち味だ。奪三振数は控えめだが、ここ4年で3度の投球回は100イニングを超えており、イニングイーターの素質あり。日本ハムの本拠地、広い札幌ドームで生きるタイプだ。


◎3位:デーブ・ハフ(ヤクルト/33歳/左投両打)

■2017年成績(韓国)
19試合:6勝4敗/投球回124.2/98奪三振/防御率2.38

 経験ではヤクルトのハフにも期待したい。メジャーでは120試合に登板。2016年途中に韓国球界入りし、昨季は防御率2.38の好投を見せた。これは超打高投低の韓国において破格といえる数字。先発、リリーフともに経験があり、間違いなく即戦力になりそうだ。


4位:タナー・シェッパーズ(ロッテ/31歳/右投右打)


■2017年成績(MLB)
5試合:0勝1敗/1ホールド/投球回4/5奪三振/防御率6.75

 メジャー通算180登板の新守護神候補。2013年には76試合で防御率1.88の成績を残した。最速100マイル=160キロの剛速球でパ・リーグを制圧できるか。


5位:マイケル・トンキン(日本ハム/28歳/右投右打)


■2017年成績(MLB)
16試合:0勝1敗/投球回21.0/24奪三振/防御率5.14

 増井浩俊(オリックス)が抜けた日本ハムの守護神候補も実績十分。メジャー通算141登板、2016年は65試合に登板した旬の選手。メジャーではセットアッパーの座には至らなかったが、昨季は3Aで31試合に登板して防御率1.73と圧倒。最速159キロのスピードボーラーで、日本のボールに適応すれば大守護神になる可能性もある。


文=落合初春(おちあい・もとはる)

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