1995年の入団からライオンズ一筋で21年、通算182勝を挙げた西口文也投手が今季を持って引退しました。
西口投手といえば、キレのあるストレートとスライダー。躍動感あるフォームが印象的な投手でした。
最多勝2回、最多奪三振2回、MVPに沢村賞など輝かしい受賞歴もありますが、それ以上に「西口投手といえば!」と印象に残っているのは、“幻のノーヒットノーラン”でしょう。
そのうちの2度は9回2死からヒットを許し、快挙達成はならず。3度目の正直、と思われた2005年8月27日の楽天戦は、9回をひとりのランナーも出さずに投げ切ったものの、一場靖弘投手の好投の前に西武も得点が奪えず延長戦に。あえなく延長10回にヒットを打たれた、という試合もありました。
細身ながらもダイナミックなフォームの西口投手ですが、今回はそれ以上に「ライオンズの13番」を強調したく、このようなアングルで描きました。