■どんな選手?/いつでもどこでも安定した投球を続けて多くの実績を積み重ねてきた。中学では兵庫県選抜チームのエースとしてKボール全国大会で優勝。明石商高では県3位が最高成績も、プロも注目する好投手になり日本体育大へ進学。1年春の開幕2戦目で初先発を果たすと最終週に初勝利、秋には5勝を挙げた。2年時には春秋で10勝、3年春は2勝に終わったが、侍ジャパン大学代表で感覚を掴むと、秋には明治神宮大会準決勝で東洋大を4安打完封に抑えるなど日本一に貢献した。今春はよりタメを使ったフォームに改良すると球速が上がり154キロを記録。夏には日米大学野球でMLB予備軍の相手打線から大会新記録の16奪三振を記録。同大会で最優秀投手に選出されると、続くハーレムベースボールウィークでも最優秀投手を獲得。大学代表としては初の優勝に貢献した。浮き上がるような球筋のストレートに加え、ツーシーム、カットボール、スプリット、カーブ、スライダーと多彩な変化球を操る。■プロでの成功イメージ/圧倒する球威や決め球はないので先発タイプ。早くからローテーション入りも。■プレーヤータイプ/野村祐輔(広島)。