■どんな選手?/高素質の左腕が秋田にいることは昨年から聞こえていたが、公式戦でのフル回転は今夏予選が最初で最後になった。そこで20イニング29奪三振の快投を披露。現状でアベレージ130キロ後半の速球は、このままのわけがない。未知の魅力を満載した左腕だ。■育成ポイント/投げる、走る、スイングする。そのボディーバランスの良さが一番の魅力。カーブ、スライダーにスクリューを投げ分ける器用さも高ポイントだ。(『野球太郎No.007』より)