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清宮幸太郎(3年)

A
プロ注目度

選手データ

幸太郎清宮(早稲田実3年)

将来性

能力チャート

バットコントロール
Class4
守備力
Class2
肩力
Class3
走力
Class2
長打力
Class4

解説

高校野球史に残るスター。リトルリーグ時代からその名が知られ、高校入学直後のデビュー戦でスポーツ紙の一面を飾る。清原和博も松井秀喜も、ここまで長い期間で注目されてはいなかった。2年以上にわたって高校球界のトップランナーであり続けた技能と精神力には感服するほかない。プレッシャーを養分に換え、逆境をチャンスに換える。ゲームの流れを読むキャプテンシーは、これまでの経験で培ったものだろう。そうでなければ、いくら早実が強打線であっても秋・春と東京制覇を成し遂げることは不可能だったはずだ。高校通算本塁打が何本だろうが、それは清宮の凄さを計る物差しにはなりえない。中心にいるだけで打線が活発に機能し、大事な場面で一本打つだけで球場の雰囲気を変える。こんな選手がいつまでも「アマチュア」と呼ばれていてはいけない。(2017年6月)



■どんな選手?/時代の寵児。高校通算本塁打数など、もはやどうでもいい。高校入学直後から常に注目を浴び続け、そのなかで結果を残し続けてきた事実が清宮の偉大さを物語っている。周囲がいくら騒ごうとも動じることなく、確固たる自己を保ち続けた精神性もスターの証だ。捕手が「見逃しだ」と思った瞬間にバットが出てきて、インパクトの次の瞬間にはもうボールはライト上空へ…。何度でも言おう。こんな打球を打てる選手が、いつまでも「アマチュア」と呼ばれていてはいけない。肉体的には早熟型だけに、早く野球に集中できる環境で研鑽を積みたい。
■プロでの成功イメージ/「文武両道」の早実では野球漬けの生活ではなかっただけに、プロの練習・生活に体力面がついていけるか心配。無理せず慣らし運転をして、プロ1年目途中から1軍に定着するイメージ。将来的には押しも押されもせぬ日本の主軸に。
■プレーヤータイプ/ペタジーニ(元ヤクルトほか)。(2017年9月)

本誌情報
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