■どんな選手?/まだまだ天井が見えない発展途上の長距離砲。準決勝で大阪桐蔭高に敗れた夏の大阪大会では7試合で19打数12安打、10四死球、13打点、3本塁打。凄まじい内容で、続くU-18W杯でも苦しむ選手が多い中、一定の実力を発揮した。今年になり引っ張り中心だったスイングの種類が増え、ヒットゾーンが格段に広がり、逆方向への距離もアップ。安定感がある三塁守備、上を見続け、努力を重ねられる強さ。打つ以外の要素も備えている。
■プロでの成功イメージ/プロのストレートのキレに負けないスイングを身に着け、3年目に1軍戦力へ。チームの顔として助っ人と本塁打、打点のタイトルを争う選手となり、先は松井秀喜(元ヤンキースほか)以来途絶えた日本人アーチストとしてのメジャー挑戦…。夢を見せてくれるはず。
■プレーヤータイプ/T-岡田(オリックス)。昨秋までは引っ張り専門でトップモデルは松井秀喜だったが、今年からタイプが変わった。