選手データ

将来性

能力チャート

解説

■どんな選手？／打って、守って、投げてのポテンシャルに際立つ思考力。四拍子が揃った説明不要のドラフト候補だ。「飛騨の怪物」と入学前から異例の注目を浴びたスタートからシーズンごとに成長を重ね、最後には攻守の柱としてチームを引っ張り、春夏連覇。崩れないメンタルが土台にあっての最高の結果だった。投手、外野手としての10年後も見たいが、より大きな魅力は遊撃手・根尾。三遊間、二遊間、前の目いっぱいの打球にも体が流されず、いつも通りの送球ができる。特に横の動きの中で踏ん張る力は幼少期のスキーで鍛えた体幹の賜物。この体幹と下半身の安定感が打席の強烈な振りも生み、打球は速く、強く、重い。■プロでの成功イメージ／外野手としても超一流の力を秘め、チーム事情や打撃の成長速度によって“ここ”からスタートの可能性もある。ただ先々は球史に残る遊撃手となり、打撃面でも3割30本を期待させる主軸に。またNPB史上最年少キャプテンなど“その面”でも話題の選手になっていくだろう。■プレーヤータイプ／打で小笠原道大（元日本ハムほか）、守で今宮健太（ソフトバンク）、頭でイチロー（元マリナーズほか）。